![]() 3月21日 先週放送の「検証!指紋のワナ第2弾」特集については、あわせて「ディレクターズアイ~指紋の謎~45万円の窃盗事件 無罪判決まで957日」をお読みください。 |3/16検証!指紋のワナ第2弾について>>| |政治関連~外務省疑惑、更迭問題、鈴木宗男議員…etc>>| |その他のご意見>>| |番組への要望>>| 【3/16検証!指紋のワナ第2弾について】 ■神奈川県・母 37歳 先ほど、愛知県警による誤認逮捕の番組を拝見しました。警察・検察という組織 ・権力に対する不信感と怒りでいっぱいです。組織や対面を守るために、一人の 人間が当たり前に生きる権利を奪われた・・・。奪われたものは、あまりに大きす ぎます。以前から社会的に指摘されているように、警察組織が、面子を守るため、 誤りを誤りと認めないがために、普通に生活をしている人間の生活が犠牲に なってしまうというケースの一つです。人間のやっていることですから、完璧はあり えない。間違いをするという前提で、生きなければ・・・。発覚した時点で、過ちを 過ちと認めるという土壌が、警察という巨大な権力組織に欠如しています。これを 改めなければ、庶民の当たり前の生活が、いつ何時、青山氏のように奪われて しまうか。恐ろしいことです。 今回の特集は、その意味でも、警察の控訴の抑止力となり、他にも、今後も予想 されるこうした冤罪に対する社会的な視点が変わると思います。シリーズで、一般 市民の安全な生活を守るための組織であった警察が、警察のための、警察と堕 ちてしまった現状をを続けて放映ください。他にもどれほどの人が、犠牲になって いるのかを考えただけでも恐ろしいです。青山氏の、そしてかけがえのないお子 様たちの、今後の安寧の生活をお祈りします。そして奥様のご冥福を心より、 お祈りします。 ■埼玉県・ドンピー 36歳 たった今、番組を拝見して、ほんとに日本の裁判ってひどいですね。奥さんまで 亡くされたお気持ち、如何ばかりか計り知れません。ぜひ、民事裁判で警察関 係者(検察も)訴えるべきです。ぜったい許せない! 番組でご協力を促せば、 私もはじめ、みなさんが協力を辞さないと思います。 ■匿名希望さん 青山さんの冤罪の内容をみてメールしました。私も2年前に富山県であったストー カ事件で被害者の人から1年以上疑われ続けられました。声、方言が似ている だけで疑われました。幸い犯人が捕まりましたが今でもすっきり心が晴れる事は 有りませんが。あの時は自分の声が怖くて仕方がなかったです。だから青山さん の気持が少しかもしれませんがわかります。がんばってほしいです。 ■東京都・さおりさん 23歳 今、青山さんの冤罪事件について拝見しました。まず、青山さん大変ご苦労様でした。 そして警察のバカやろうです。悔やんでも悔やみきれないと思います。今回の事件を 通し、警察は深く反省すべきです。同様の事件が今後起こらないことを願います。 では今後の警察の対応に期待しつつこの事件の行く末を見守っていこうと思います。 青山さんに幸せが訪れますようにm(_ _)m ■大阪府・星野正雄さん 毎週、動画配信で楽しまさせて頂いております。子供じみた感想で申し訳ありま せんがお許しください。土曜日の放送を見ながら、ふと<特捜最前線>のある話を 思い出しました。その回は大滝秀治さんが主人公で、犯人役の織本順吉さん(元 金庫破りの役)の身の潔白を証明するというストーリーでした。なぜこの様なことを 申しますかというと、今回の事件と話の流れがよく似ていると思ったからです。 (<指紋><誤認逮捕>等)もし貴社のビデオライブラリ等にあるのなら、是非ご覧 になって頂きたいと思います。本当によく似ていますので。そしてラストの大滝秀治 さんの表情をご覧になって下さい。果たして今回の事件の警察側にあの表情が出来 るでしょうか。 ■千葉県・北川真一郎さん 38歳 私は電気設備関係の仕事をしている者です。3月16日の放送を見て、背筋が ぞっとしました。私の指紋もあちこちの現場に残っているかもしれない。 とても他人事とは思えません。電設業界全体で警察に対し、電設労働者の 指紋による誤認逮捕防止のアピールを行う必要があるのかもしれません。 ■千葉県・SH 40歳 番組を拝見し、警察側の明らかなミスによる健全な市民社会を壊す要因になる 恐れがあるので、国家賠償及び担当した警察官を解雇すべきだと思います。 民間会社では在職できる話ではないです。私も以前警視庁の警官だったことも あり、担当した警察官の能力を疑います。世論により関係者を解雇にもっていく ことを期待します。 ■埼玉県・内山裕康さん 29歳 先日の冤罪の放送を拝見しました。寺崎さんが「検証」をされていましたね。 疑問点を鋭く追求する姿勢。報道から逸脱した番組が多い中で大変貴重な 存在だと思います。僕らには分からない様々な事情があるのでしょうが 「これがアナウンサーの範囲内」だとして自分の言葉で語らない(考えない?) 人が多い中、危機感や使命感をもって「ニュース番組」と向き合っている姿を 僕らに「見せて」くれているのはまだ人は信じられると感じさせて呉れます。 日本にはまだまだジャーナリストが不足している。アナウンサーではやはり 「限界」があるのでしょう。(様々な事情があろう事は推測は出来ますが...) 寺崎さんの好敵手ってTBSの池田さんだったりするのでしょうか?(笑) 因にこの番組のライバルは「報道特集」だろうと勝手に思っております。 話しを戻します。 「日常」は事実(目前の現象)に左右される事が大半です。 しかし「人生」に於いては「真実」が大切なのだろうと思うのです。真実は 見ようと「努力」しなければ分からないものでしょう。その真実を人に「伝えよう」 とする事はひょっとすると「無謀な行為」なのかも知れません。それは受け取る 側の意識こそが全てだと、私は思うからです。それでも尚、伝える努力を 惜しんではならないとも思います。しかしその思いが強すぎた時、「微妙な嘘」が 生まれる危険が無いでしょうか。その嘘が肥大化すると「ワイドショー」になるのです。 「伝えたい」のだから「感情」が籠るのはやむを得ないのでしょう。唯、事実を 伝えようとする場面に於いては「つとめて」たんたんと「表現」する事が実は 大切なのではないでしょうか?真実はその「積み重ね」に於いて伝えれれるもの ではないでしょうか?何だか裁判のようですが) 伝える人にとっては、そう感じたのだからそのまま伝えたいと思うのは、自然の感 覚だと思います。自分に正直でありたいと考えるならそれを外す訳にはいかない からです。但し、それは「目の前に人が居て」初めて成立するのではないでしょうか。 (人が居ても誤解が生じる場合は生じるものですが...)相手のリアクションが 分からない分、より難しいのでしょう。 感情を表現する時、少し「堪える」事が実は他人にとっては真実味をもって受け止 められるものです。これは宮崎駿(アニメ監督)さんもおっしゃってますが 苦しいから苦しい顔をするとか 嬉しいから嬉しい顔をするというのは少し違ってて 苦しいけど我慢するとか 嬉しいけど照れるとか 悲しいけど堪えるとか そういう「作用、反作用」みたいなものがある。 普段、人は無意識にそういう事をしているものです。 単純な表現をしてしまうと とても薄っぺらいものになってしまい リアリティをもって受け止められなくなる。 ・・・なるほどという感じです。 本当に悲しい時というのは堪えて堪えて堪えきれなくなって涙が流れる。時には、 悲しすぎて涙も出ないなんて事もありますよね。感情が深ければ深い程、それとは 裏腹の反応をしてしまう。そういう様子を何度も見ているので単純な感情表現を 見ると「嘘っぽい」「演技だ」と感じてしまう。報道とは伝える場であって表現する場 ではないのでしょうが、映像にした瞬間にそれは「表現」になるのではないでしょうか。 多分これは報道に携わる方々のジレンマなのかも知れませんが。 誤解しないで欲しいのですが、寺崎さんのリポートはちゃんと説得力があったと 思います。寺崎さん、「現場主義」の心情をこれからも大切にお仕事頑張って下さい。 長文にて失礼しました。 |