ご意見公開

11月9日
11/3特集・テロと報道について>>
その他のご意見>>

【11/3特集・テロと報道について】



群馬県・大図喜久子さん

今回の放送は興味深くみせていただきました。ザ・スクープさんのディレクターズアイに報道する側も何が真実なのはわからない。という物言いにとても正直な事を書かれている。 と思いました。普段、テレビ、新聞などで報道しているものは私も今まで何の疑いもなくそれが真実なんだ。と思っていましたが、今回の米テロからはじまり、報道の真実せいに疑問を持つようになりました。私の場合はインターネットからいろいろな情報を集めて見て、決してタリバンが悪とはいえない。と思いました。もちろんそれだからといってタリバン政権が一番良いとは思えませんが…

それにしてもアメリカの情報操作には驚かされました。人を殺す事を正義と言葉巧みに言い切ってしまう。そこにはアフガンに住む人達の心情も何もかも人間としての感情を切り捨てている政治家の姿が私には見え隠れしています。国家って一体なんなんだろう。 と改めて考えさせられました。



東京都・烏合 衆さん

まずは11月3日の放送内容について、アフガン戦争(?)に対するこの番組のスタンスの とりかたに大拍手。物事をちゃんと見るためには一方からではだめで、最低2箇所からの 観測が必要ですね。マル暴アメリカ組の小頭、日本としては組長のおっしゃることは御説 ごもっともで異論など唱えようはずもございません。そんな状況のなか、世の流れにさから っての取材姿勢はとても好感がもてました。メディアの使命は真実を報道することなどでは なく、本当に「知りたい」人達にさまざまな角度からの視点を提供することだけで充分だと おもいます。(勿論真実の予感は必要ですが)



埼玉・ほあさん

今回のテロ以降、アメリカの報復に至るまでメディアがここまで中立性を欠いていると認識 する事は無かったが、ほんとうにがっかりしていた。しかし、メディアに踊らされるのは日本 国民ばかりだと 思っていたが、多種民族の混在するアメリカでもそうだとは大変驚愕した。 そしてやはり言い様の無い脱力感です。メディアが真実を伝えないとしたら、私達は何事にも 判断する事が出来ず危機的だと思う、メディアはあくまで中立を保ち真実のみを伝えるべき だと信じている。どう見ても一方的だと思われるニュースを国民が不信に思わない、そちらの 問題はもっと危機的だ。人間というのは成長できないものなのだろうか?私達は敗戦の経験 がある唯一の被爆国、日本に生まれたというのに。



大阪府・ミスターXさん

日本のメディアでタブーとされていたことを初めて取り上げてくれて評価してします。日本も CS放送やインターネットでの生放送で世界の国際放送が見られるようになり、日本政府 を始めNHKやフジテレビが行っている米国に偏ってる報道の偏りを強く感じていました。 これからも圧力に屈しない報道を応援しています。



埼玉県・NISさん

この10年間、一つの理想郷として語られてきたアメリカ社会ですが、日本人同様にヒステリッ クで感情に突き動かされる姿を見てちょっと安心しました。以前オウム信者を扱った番組 (勿論スクープ)で鳥越さんが「村八分」と発言したところ、ギャンギャン抗議の電話が届き、 次の週に「村八分とは言い過ぎだった」と訂正を余儀なくされた。あの時、日本人は冷静な 対応ができないのかな?と、残念に思えたのだが、アメリカ人も同じ様な事(過ちかどうかは 別にして)をやっているのを見て、ホッとしました。この分ならば、いつまでも日本企業や日本 人は、欧米の企業に好きなようにやられているばかりではないかもしれない。



東京都・関根一弘さん

中身の濃い、非常に重要な問題提起だったと思います。最近ほとんど大本営発表化して いるNHKですが、社員の方々が見ていたら、どう思うか感想を聞いてみたいですね。 鳥越さん、長野さん、これからもがんばってください。



kyoku99さん

結局やっていることは大本営発表と同じである。



東京都・貝の涙さん

鳥越さん/長野さん、久しぶりに、素晴らしい内容の報道です。テロへの報復に反対した 一人の議員がいたことは、かなり前のニュースで知っていましたが、名前は誰か、その 反対意見はなんなのかということを知りたいと思っていたが、キヤスターやスタッフの皆 さんの努力に敬意を表します。



東京都・プロパンガスさん

11/3放送の米メディアの偏向を見て思ったのですが、朝日TVが批判出来る立場なのか? と思ってしまった。例に挙げるなら森元首相批判。田中真紀子も失言しまくってるが全然、 批判されない。従軍慰安婦や靖国参拝問題。特に教科書問題の時は新しい教科書を作る 会へのネームコーリングが凄かったですね。(久米さんの番組では言論封殺キャンペーン みたいな事をしてましたし)でもね、もうこういった子どもじみた番組つくりは辞めたほうが いいですよ。頭が良い視聴者は、あなたたちのやり方を見抜いておりますよ。 最後に鳥越さん「日本では(情報操作は)一切ありません」と言い切ってますがそれ自体 情報操作ですよ(苦笑)

【番組からの回答】
鳥越キャスターの発言は「(ビンラディン氏声明映像の放送にあたり)日本のメディアでは、 社としての自主規制はなく、現場の判断にまかされている」という趣旨であり、このメールで ご指摘のような発言はしておりません。



東京都 ・ナカエ ショウコさん

11/3の貴番組で、米国のメディアの戦争プロパガンダの実態をはじめ、現在、アフガ ニスタン関連でもメディア側でも正しい情報が入ってこない等々のジレンマを語られて いました─4日のサンデープロジェクトで田原さんも、メディアのキャスターが今や政府 の姿勢にタテつくとクビにされそう(?)みたいな話をされてて、嘆かわしく悔しいです─。

先日、ABCテレビのピーター・ジェニングスが、自らの報道番組に自分の旧知の (元・恋人であった)パレスチナ解放運動家ハナン・アシュラウィ女史を出演させた 事への批判・苦情記事がワシントンポストに載ったそうです。この件は、NY Times の投書欄で知り、その後この女性はどのような人物か、WEBで探索しました─。 米国のYahoo!では何千件もヒットする著名人で、かつて中東和平交渉でPLOの スポークスマンとしてアラファト議長の右腕を勤めたパレスチナ女性(そもそも米国 のバージニア大学で中世文学の博士号をとった学者)。その後PLOの政治的腐敗 に見切りをつけて自らMITFA という組織を設立して、現在はその代表。─そもそも、 日本人としてはそんな組織の事も何も初めて知る事でした。しかし、このIMITFAの HPに掲載されてるアシュラウィ女史の論説はとても鮮烈で、特にイスラエルに関する 報道について我々日本人がこれまで「無知」だったことの原因に目を見開かれる思い でした。

以下の翻訳文は、ハナン・アシュラウィ女史がMIFTAのサイトに掲載している、イスラ エルに関する文章(一部分)です<同時テロに関し意見交換している某メーリングリ ストに先日(9月下旬に)流したものです。イスラエルが常套手段として「言葉の言換え」 を多用してきたという事がかかれ─(今回の「報復テロ」での米国のやり方と、まったく 同じという感じ。)ちょっと長いのですが、出来ればこのHanan Ashrawi女史のような人 物を番組で取り上げ(取材して)、日本人がウトかったイスラエル報道の裏側(!?)に ついてなどを暴いてほしいと感じて投書いたしました。宜しくお願いします

「Delusional Politics 妄想的な政策」

By Dr. Hanan Ashrawi*
August 6, 2001  

最も良くないタイプの心的妄想(The worst type of mental delusion)というのは─ それを把握してそれに対抗したり、現実として理解するということが不可能な物だ ─そのため、不在の、神話的な、または全く架空の現実を構築する事というの は、妄想のなかにしか存在することができない。パレスチナとイスラエルの現実 (リアリティ)をつかさどる状況の劇的(drastic)な後退、その致命的な決裂とは、 ある種の "狂気"の定義の適用へと結論づけられるものである。

そこに認識される徴候、またそこに顕示されたものは、世界とのつながりを否定し、 または世界で加速する危機の構成要素である事をも否定するような、架空の ”現実(リアリティ)”に対する、堅固かつ意志に満ちた主張である。

第1に─ イスラエルの意志決定者の心中での主張においては、パレスチナの領土 に おけるイスラエルによる占領は、現実には存在していない。そのかわり、それは 彼らの集団的犠牲がイスラエルの占領による奴隷化だと主張する)幾人かのパレス チナ人による虚構(作りごと)であるという。こうしたイスラエルの官僚はさらに、国際 社会の“間違った方向へ導くmisguided”“偏見的なbiased”ポジションや、国際法、そし て国連による解決策などに対しては> 不和の関係にある─ 彼らはそれらがパレスチ ナ領におけるイスラエルの役割を“交戦状態にある占領者belligerent occupant”とみな すことで“倒錯的perversely”にそのような断定的主張を行っているとする。 この様に、 イスラエルは、“非現実的なunreal”言葉の置換を行う─“占領されているoccupied”領地 を─“抗争中の/紛争中の disputed”領地、という語に置き換えるといった方法で捏造 る。これと同様に、歴史的なパレスチナの土地に対しては、“ユダヤ人の故郷”や “greater Israel”といった言葉を(パレスチナ人が“イスラエル”という名を現実には78%が 歴史的パレスチナ領である土地をさすものとして受入れているにも関わらず)適用する。 

第2に─ “防衛defense”という語の全般的な概念も変化している─イスラエルが パレスチナ人の家を砲撃し灰燼に帰させることを通じて“自国防衛self defense”に 従事する事にのみ、その語が適用される。そしてそれらの行動の“根拠reason”とは ─(パレスチナ人は勿論それらの家から追放されたのだが、しばしばそれを証明する 証拠が存在していないが為に)それらが誰の物でもない平凡な“構築物/建造物structures” とみなされて、イスラエルの“防衛Defense”勢力により“撤去removed”されるべきものと 転じてしまうのだ。同様に、イスラエルの砲術艦や戦車の砲撃によって微塵に引き裂かれる 市民は、イスラエルの辞書によれば、“暗殺されたassassinated”のではない。 かれらは、イスラエルの“動的自己防衛(active self-defense)”の理念により“排除された(eliminated追い出された)”のである。“超法規 的な殺戮 extra-judicialkillings” または “冷血殺人cold-blooded murder”といった言葉も“イスラエル語” の「政治的腐敗辞書 pc (politically corrupt) dictionary」のなかからは、不穏当な言葉として削除される。 イスラエルがパレスチナの土地を包囲し、彼らの村落やキャンプ、市街を隔離された刑務所 へと転じたとき─それらの領土は、イスラエルのなかの“被攻囲地域beleaguered”において、 パレスチナ人(又はアラブ人)によって“包囲されたbesieged”イスラエル人の手により、自己防 衛として“閉鎖されたclosed”─と表現される。その際には、イスラエル軍がその地域では最強 で、パレスチナ人の土地・生命を完全に掌握しているという事実は、イスラエルのオフィシャル な意識と話法の中からは消滅して見える。

第3に─ 新たな“人間性humanity”という言葉の概念も、イスラエルの政治的及び宗教的 イデオロギーの中のイマジネーションとしては、進化をとげているように見える。この言葉は、 “毒蛇、ごきぶり、クロコダイル、悪い呪いvipers,cockroaches, crocodiles, an evil curse, etc.” などといった様々なたとえで表現されるパレスチナ人に対しては、まったく適用されない。 イスラエルにおいてパレスチナの人間性を表すもっとも適切な語とは、もちろん“テロリストterrorist”である。こうした便利なレッテルによっ て人はパレスチナ人の人間性を一掃し、 生来の暴力的な種であるごとくに欺いて表現し、これにより彼ら彼女らに対する人権にそぐ わない扱いを許し、イスラエルの“防衛self-defense”の名においては彼ら/彼女らをいかな る野蛮な攻撃の対象にも値するものとしてしまう。 “テロリズムTerrorism”とは、もちろん、 パレスチナ市民の安全や権利を奪いながら攻撃目標化や集団的捕虜化をおこなうイスラ エル人の個人や政治姿勢に対しては、適用されることはない。

妄想的な心理は、パレスチナ人種に関する多様な“非人間化dehumanization”の豊穣 な土壌であることが証明される─そのもっとも衝撃的で飛躍した事例の描写とは、 生物学的分野に固く根ざすものだ─イスラエルの銃弾の雨や砲撃を“妨害するintercept” 為に、冷血にも熟慮のうえで彼らの子供を(盾として)送りだすというパレスチナ人の母と 父は、父母としての遺伝子を欠いて生まれてきた様だというのだ。彼らはこうしたよこしま な手段で、彼らの子供を排除する便利な方法を見つけただけでなく、狡猾なパレスチナの 父母はさらに、イスラエル軍に対して、メディアの点数をあげるような“子供殺しchild killers” の悪名を与える事に成功したというのだ。

これと同じ気分によって、パレスチナ人はシニカルに、彼らの子供達を“人間の盾human shields”にするという─いくつかの奇怪な変貌(メタモルフォース)を通して…すなわち学校 の行き帰りの途上に母親の腕の中で殺されたり、裏庭で遊んでいる最中や、またサッカーや 買物といったアブノーマルで/怠惰な行為にふけっている最中に、またはその子供自身の ベッドの中で昼寝をしている最中などに殺されるといっ た状況において…これらはすべてが (出産行為をも通じた)大人の謀略であり、彼ら(パレスチナ人)自身のサバイバルのための ユニークな防御道具だというのだ。

こうして、2000年10月以来、165人のパレスチナ人の子供がイスラエル軍および入植者に よって殺された。─これらはイスラエルの妄想心理に悪名を与える事のみを目的にパレス チナ人が発明した、人間ではないものの“盾shields”であり“メディアの浮かれ騒ぎmedia ploys”になった

以下略 →原文は以下のURL
http://www.miftah.org/KeyIssues/english/delusional%20politics.htm



東京都・中村広志さん

国連のアナン事務総長が英米にアフガニスタンへの攻撃中止要求をしています。  日本はこれをうけ攻撃への加担(武器弾薬の輸送)をする方針を中止し、難民の救護 にのみ徹するべきです。 ぜひ、番組で国連の意思に反してまで、日本がなぜ攻撃に 加担しなければいけないのか? その点での議論をお願いします。



東京都・中村 宗司さん

テレビ朝日の報道にはアメリカ批判の割合が極めて高く、見ていて不公平感を感じざるを 得ません。アメリカのメディアは軍事目的のために利用されているなどと言って非難しておき ながら、確りテレビ朝日もタリバンのメディア戦略に利用されているのではないでしょうか。 視聴者の方もテレビ朝日の偏重報道を鵜呑みにするほど愚かではないと信じたいです。


このページのトップへ△


【その他のご意見】



河井邦彦さん

高祖議員の選挙違反事件に関連する郵政内部の処分が発表されましたがこれは公職 選挙法違反という刑事事件であり郵政内部の話ではありません。もし組織的違反をしたならば 検察に出向いて全てを話すべきであり郵政のうちわの話ではなく公なかんずく国民に対する 事件であり刑事処分を受けるべきです。処分したという事は選挙法をなんらかの形で犯した ようなものだと思います。時代はもはや公務員という国民の中の一握りの人間だけが 利益を受けたり天下りをしたり自分達だけ雇用を確保したりする時代ではないと思います。



静岡県・敬治さん

外務省の裏金を追及するのは当たり前です。田中真紀子の父・田中角栄は、どのようにして あれだけの資産を調べてください。ファミリ−企業や裏金、ロッキ−ド社など真紀子も同じムジナ ではないのか。角栄があれだけ官僚に金をばらまき政治家にも同様な事をし、なぜあれだけの 財産を残せたのか。普通に考えれば裏金を貰ったからですよね。山口組の組長の娘が平和と愛とか募金と言っても信用してもらえませんよね。田中真紀子も外務省の人間とどこがちがいますか。高いお金でファミリ−企業に受注さして、税金の無駄遣いの根源でしょう。おかしいです。ぜひ、田中真紀子の資産について調べてください。



福島県・ケルベロス1世さん

何で10月からテレ朝だけのローカル番組になってしまったのですか? 福島放送でネットしなくなり、残念です。



東京都・中村 宗司さん

意見を募集するなら全ての投稿を掲載して欲しい。 テレ朝にとって都合のよい投稿だけを掲載するのは貴方達が常日頃非難している報 道検閲と何ら変わりはない。貴方達にアメリカの報道のあり方について語る資格はない。



報道姿勢がチョット変さん

今回の選挙制度改革案の報道に、チョットおかしいかな?と思うものがあり書かせて 頂きました。今回の、制度改革案は自民党から「中山試案」が出されそれに対して「自民修 正案」が出されたのは承知のことと思います。そしてその案に基づいて、3党が協議したもの と理解していります。しかし最近の報道は、公明党のエゴ・ゴリ押し論が主流をなして、変な 報道の雰囲気になっているように思う。公明党は、本来小選挙区制に対して欧米の二大政 党体制で安定国家を目指して自分の党の不利を承知で導入した背景はご承知のとおりです。 公明党は日本の土壌に合わない実情を見て、中選挙区制に改革をと主張減員を前提に3名 定員・150選挙区を代表が述べているとおりです。この状況を知っているプロの報道関係者は、変に公明党がゴリ押しで今回の、改正案をどうに かしようとしているとの報道で誤解を招いているのではないでしょうか10月29日の産経新聞での報道では三人区は、自民・民主・共産で二人区 では自民・民主・公明(大阪堺のみ)で何のメリットも公明党にはない様です。どうか公平で真実で人権擁護の報道に徹されん事を期待いたしま す。



オランダ・松浦寛樹、順子さん

”結婚しない男と女のホンネ”みました。明らかに、結婚しないというよりも結婚ができない という人が多かったのでは?、そのため問題の本質が別のところに行ってしまっているよう に思えます。長年付き合っている男女、それでも結婚をしないとお互いで(独りよがりでなく) 考えているその男女に限りの出演での企画の方がよかったのではないのでしょうか。 非常に見ていて不快でした。


このページのトップへ△