ストーリー

12月15日(日)放送

第38話「天空の神殿」

 セトー(吹越満)が示した「始まりの神殿」を目指すリュウソウジャー。そこに空に浮かぶ神殿が現れ、コウ(一ノ瀬颯)とカナロ(兵頭功海)だけが神殿の中に転送される。古代リュウソウ族・ユノ(北原里英)のメッセージにより、神殿に封印された大いなる力を手にするため、2人は先へ進むことに。力を手にする資格がある者だけに道は開かれるという。
 一方、残されたメルト(綱啓永)たちは、水を吸いつくそうとするカリブディスマイナソーに応戦。実はカリブディスマイナソーは、プリシャスに心臓を奪われ、もう後がないと追いつめられたガチレウスが生み出したマイナソーだった。ガチレウスの捨て身の攻撃に、リュウソウジャーは苦戦を強いられる。
 神殿の先を目指すコウの前には、ティラミーゴと同じ姿をした巨大な騎士竜の化身が出現し、先へ進みたければ自分を倒せという。コウは火炎攻撃で化身を倒し、先へ進む。カナロはプテラードンの化身の吹雪に電撃攻撃で打ち勝ち、先へ。続いて、ディメボルケーノの化身が現れ、使命と仲間、どちらか捨てなければならないとき、どちらを取るかを問われ、コウは「仲間」、カナロは「使命」と答える。2人は、使命と仲間、どちらを守るソウルが上か戦って示せ、と告げられる。より優れたソウルを持つ者が、騎士竜の力を極限まで開放するリュウソウ族最強のツルギ“リュウソウカリバー”を手にすることができるというのだ。2人は互角の戦いを繰り広げるが、途中で刀を下ろし、思いをユノに告げる。2人の答えは「仲間とともに使命を果たす」。異なる選択をした2人だが、お互いを思うソウルはひとつなのだ。実は、そのソウルこそが大いなる力を得る資格だった。
 リュウソウカリバーを手にした2人は、ノブレスリュウソウレッド、ノブレスリュウソウゴールドとなり、カリブディスマイナソーを撃破。大いなる力を手にしたリュウソウジャーだったが、カナロはユノが残した「これからが本当の試練の始まりだ」という言葉が気になるのだった。