ストーリー

8月25日(日)放送

第23話「幻のリュウソウル」

 リュウソウルのメンテナンスをしていたコウ(一ノ瀬颯)は、ツヨソウルに力が無くなっていることに気付く。古代の騎士竜の魂が込められているリュウソウルには寿命がある。新しいリュウソウルは化石のように採掘するのだ。リュウソウルの声が聴こえるコウは、いつも誰よりも多く採掘していた。
 発見したリュウソウルは、仲間同士のトレード会で重複したものを交換。コウたちは、トワ(小原唯和)たちとトレード会を開催することに。コウは自分のフエソウルと、バンバ(岸田タツヤ)のツヨソウルを交換してもらう。アスナ(尾碕真花)は、トワのハヤソウルと交換。メルト(綱啓永)もバンバと交換してもらおうとするが、ほとんどのリュウソウルを持っているバンバとはなかなか交渉が成立しない。こうしてリュウソウルを交換しながら、コウたちは騎士竜とソウルをひとつにして一緒に立ち向かったこれまでの戦いを思い出す。
 そこにカナロ(兵頭功海)とオト(田牧そら)がやってくる。カナロは初めて見るリュウソウルを見つけたというのだ。すると、セトーが尚久(吹越満)の体を借りて現れる。セトーによると、それは幻の騎士竜カナエソウリュウのリュウソウル“カナエソウル”。どんな願いもかなえることができるカナエソウリュウの力を巡って、リュウソウ族同士で争いになったというのだ。カナエソウルを使えば願いが叶うと知ったリュウソウジャーは、願い事を巡って言い争いに。すると、オトはカナエソウルを持って出て行ってしまう。実はワイズルーがオトに変装しカナエソウルを奪おうとしていたのだが、メルトの気付きにより取り戻す。カナエソウルの声を聴いたコウは、「平和」を願っていることを知る。カナエソウリュウは自分のせいで争いになるのが嫌で、誰の目にも触れることのない海の底へと逃げたのだ。コウは、その願いを叶えるため、ドルイドンを倒して平和な世界にすることを誓うのだった。