ストーリー

7月7日(日)放送

第16話「海に沈んだ希望」

 コウ(一ノ瀬颯)たちの元に、カナロ(兵頭功海)と妹のオト(田牧そら)がやってくる。2人は、モサレックスから陸のリュウソウ族についてよくない話を聞かされて育ったという。はるか昔、隕石の落下でドルイドンがいなくなった後、リュウソウ族の中には戦いが好きになった者もいて、勝ち残った者が地球を支配しようと仲間同士で戦った。海のリュウソウ族の祖先は、その考え方が嫌で海に逃れたというのだ。
 そんな中、街にガチレウスが出現。戦いの中、コウはガチレウスが右胸をかばっていることに気付く。コウは自分がオトリになり、カナロにガチレウスの弱点を突くよう頼む。コウとの連携により、カナロはガチレウスを撃破。カナロはコウたちを信じることにするが、モサレックスはそれを認めない。
 しかし、ガチレウスは倒せていなかった。弱点を突いたことで、自己防衛機能によりガチレウスは超強化してしまったのだ。リュウソウジャーの戦い方を全て把握したガチレウスに対抗するには、まだインプットされていない未知の騎士竜で戦うしかない。カナロは、モサレックスに陸のリュウソウ族を信じたいという本心をぶつける。カナロの思いに心を動かされたモサレックスは、竜装合体しキシリュウネプチューンに。得意の水中戦でガチレウスを撃破する。モサレックスは、コウたちが自分の知る陸のリュウソウ族とは違うことを認め、少しだけ歩みよったのだった。