ストーリー

6月9日(日)放送

第13話「総理大臣はリュウソウ族!?」

 総理大臣の狩野澪子(中越典子)が緊急入院。世間では、様々な時代に生きていた澪子の写真が発見され、不老不死との噂がたっていた。実は、澪子はリュウソウ族で、バンバ(岸田タツヤ)と知り合いだった。病室に呼ばれたバンバは、澪子からミイラマイナソーを生み出したことを打ち明けられ、完全体となったところで倒して欲しいと頼まれる。マイナソーが完全体となれば、生み出した人間は死んでしまう。澪子は死にたがっているようだった。
 バンバたちの前に、ミイラマイナソーが出現。澪子から生まれたミイラマイナソーは人の心が読め、さらに本音を口にさせる光線を放つ強敵。トワ(小原唯和)は願いを聞いてくれればバンバたちのマスターのことを教えるという澪子の言葉に心が揺れ、ミイラマイナソーを逃してしまう。長寿のリュウソウ族である澪子は、愛する人に先立たれることに耐えられず、死を望んでいたのだ。澪子の思いを知ったバンバは、死に逃げようとするなと叱咤する。
 コウ(一ノ瀬颯)たちがミイラマイナソーに応戦するが、本音光線を浴び言い争いをしているうちに、ミイラマイナソーは巨大化してしまう。そこでティラミーゴとディメボルケーノを呼ぶが、2体は相変わらず協力する気はない様子。しかし、ミイラマイナソーの光線で本音を打ち明け合ったことで2体は打ち解け合い、キシリュウオーディメボルケーノに合体。ミイラマイナソーを撃破する。
 生き延びた澪子は、姿を消した。バンバとトワは、マスターの情報を得ることはできなかったが、いつか会えることを信じ、今やるべきことをやると誓うのだった。