ストーリー

5月12日(日)放送

第9話「怪しい宝箱」

 コウ(一ノ瀬颯)たちは、息抜きのため人気アトラクション「リアル宝探しゲーム」を楽しむことに。ゲームの案内人・魔女のウィッチ(久下恵美)によると、願いが叶う不思議な国「ワンダーランド」で宝箱を探すと、中には自分が一番欲しいものが入っているという。コウたちはすぐに宝箱を見つけるが、箱に食べられワンダーランドに飛ばされてしまう。
 ワンダーランドで宝箱を見つけたアスナ(尾碕真花)が箱を開けると、食べても食べても出てくる焼肉が現れる。もっと強くなりたいと願うトワ(小原唯和)の宝箱からは、次々とドルイドンが出現。広い世界を見たいと願うコウは、空を飛べるようになる。ところが、コウが空高く飛び上がったところ、なぜか空に壁が。どこかの空間に閉じ込められてしまっているようだ。行動派のコウは壁を破壊しようとするが、慎重派のメルト(綱啓永)はコウを制止し、意見が対立。コウに信用されていないと思い込んだメルトは一人でこの世界を調べることに。そんなメルトの前にマスターブルー(渋江譲二)が現れる。
 実は、ウィッチの正体はワイズルー。最初の宝箱はミミックマイナソーで、この世界はマイナソーが作り出したものだった。ここでは死ぬまで欲しいものが具現化し続けるのだ。メルトの前には、これまでに苦しめられたマイナソーが出現。弱気になるメルトに、マスターブルーはメルトが欲しかったものは“自信”だと告げる。メルトは自分を信じて立ち向かい、マイナソーを撃破。さらに脱出の方法を見つけ出し、コウたちとともに元の世界に戻る。
 一方、元の世界にいたバンバ(岸田タツヤ)は、ドルン兵からマイナソーの正体を聞き出していた。ミミックマイナソーを生み出したのは、骨董品屋で誰にも開けられず眠っていた箱庭だった。バンバが箱庭を破壊し、ミミックマイナソーも消えたのだった。