ストーリーSTORY

2022年1月29日(土)よる11:30~

第3話

 抹茶のロールケーキを口に放り込み、満足そうな微笑みを浮かべる謎の男・角崎英介(白洲迅)。パティシエに挨拶がしたいと言い出した彼は、そのままスイ(小瀧望)に「鹿楓堂にテレビに出てほしい」と持ち掛けてくる。
 番組の仲介をしていると名乗る角崎は、パティシエ2人がテーマに沿ったスイーツ作りで対決する番組『スイーツコレクション』に椿(大西流星)を抜擢!店の宣伝になる、と思わずテンションがあがるときたか(葉山奨之)、ぐれ(佐伯大地)だが、当の椿は、ひとり浮かない表情で…?

 その夜、4人が共に暮らすシェアハウスでは、ぐれがパンツ一丁で走り回り大騒ぎ。そんな中、椿の様子が気になっていたスイは「無理してテレビに出る必要はないよ」と優しく声を掛ける。しかし、椿は意外にも「出てもいいよ」と宣言。驚くメンバーに、実はあのあと、角崎から挑発されたことを打ち明け、「あいつ、ぶっ潰してやる!」と、負けず嫌いの本領を発揮する。

 そして迎えた収録の日――。鹿楓堂メンバーがスタジオに到着すると、現れた対戦相手は…まさかの角崎!彼の正体は、スイの兄・八京(藤井流星)が社長を務めるホテル「イーストサイドグランデ」の鬼才パティシエだったと発覚し、動揺を隠せない面々で…!?

 そんな中、ついに椿VS角崎の『イチゴを使った思い出のスイーツ』対決が幕を開ける。ガチガチに緊張しながらも、なんとかスイーツ作りに集中しようとする椿だが、リポーターから矢継ぎ早に質問を投げ掛けられ、頭が真っ白になってしまい…?

 明かされる椿の過去。なぜ彼は、鹿楓堂にやってきたのか。
 君との約束、それが僕がお菓子を作り続ける理由―。