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2024年1月21日

篠田麻里子(岡谷綾香役)コメント

篠田麻里子(岡谷綾香役)コメント

 今作への出演オファーをいただいた際は、とても驚きました。鈴木おさむさんとプロデューサーの方々の中で私の名前があがったということが凄く嬉しかったです。不安や葛藤もあり、私にできるのかなと思っていましたが、脚本を読んでみると、とても面白い作品だったので、ぜひチャレンジしたいと思いました! 原作が面白いのはもちろんのこと、鈴木おさむさんの地上波連ドラ最後の脚本となる作品ということで、おさむワールドも炸裂していて、良い意味でとてもぶっ飛んでいました。セリフ一つ一つも普段なかなか使わない言葉が飛び交っていて、とても面白い脚本だなと思いました。
 今回、私が演じさせていただく綾香はすごく本能で生きていて、一生懸命ぶつかり不器用ながらもどこかほっとけないピュアさを持っている女性だと思います。夫婦のすれ違いから不倫に至るまでの背景を自分なりに解釈して、綾香の悪い部分と綾香なりの正義や気持ちなどを表現できたらと思いました。そして、母として共感できた、出産後の不安や寂しさ、社会から取り残されたような感覚、綾香としてはまっすぐに生きること、そして、とことん振り切ることを意識して演じました。
 撮影現場、スタッフさんやキャストの皆さんとも仲が良く、とても賑やかで楽しい現場です。キャスト陣とは子育ての会話で盛り上がって、ずっと子どもの話をしていました。ドラマは不倫がテーマですが、裏では皆さん、きちんとパパママをやっていました(笑)。
 今回、大胆なシーンも多く、過酷な撮影も続きましたが、自分なりにとても葛藤しながら全力でぶつかった作品となっています。キャストやスタッフの皆さんと一緒に乗り切り、私自身もとことん振り切って綾香を演じさせていただきました。コメディの裏には、それぞれの愛の向け方、すれ違いなど、皆さんに共感していただける部分も多いと思います。おさむワールド全開の見応えたっぷりのリコン・ブラックコメディとなっておりますので、ぜひ皆さんご覧ください!

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