各地で土砂災害が既に発生していますが
今後はさらなる災害発生の恐れがあります。
今は山の表面に近いところ、
「表層」と呼ばれる部分が崩れている所が多いと考えられます。
これが、このあとどんどん土の深いところに水が浸透していくにつれ
山の深いところ、深層が脆くなっていきます。
過去には記憶に新しいのは
平成23年台風12号による紀伊半島大水害です。
家の近くに崖のあるお宅の方など
心配な夜を過ごされることと思います。
来週には、梅雨明けの気配もあります。
どうか声を掛け合って、
励まし合ってお過ごしになってください。
気象予報士 千種ゆり子