こんにちは見学ガイドチームです
朝晩ようやく暑さも和らぎ、すこしずつ秋めいてきましたね
栗、柿、かぼちゃ、さんま・・・ 秋の味覚 が楽しみな季節になってきました

さて今回は、テレビ局でよく使われる“業界用語”、この中から一つご紹介しましょう

まずはこちら、
『羽鳥慎一モーニングショー』のワンシーンをご覧ください

出演者である羽鳥キャスター・斎藤アナウンサーが立っていて、中央にはモニターが置かれていますよね

『羽鳥慎一モーニングショー』のような生放送番組に限らずテレビ番組のスタジオでは、
出演者の立つ位置やモニターの位置など、事前のリハーサルの時に決められているのです

そこで、出てくる言葉が「バミリ」です

バミリとは、
番組セットの床に貼られた
『出演者が立つ位置と向き』や『セットを置く位置』を示した目印のこと

「場(所)を見る」という言葉から派生した業界用語です
(「バミリをつける」ことを、通称“バミる”なんて言います)
バミリがあることで、本番中に次のようなメリットがあります

●出演者は自分の立つ場所や向きがわかる
●CM中やVTR中など短時間で物を入れなければならない場合、速やかに決めた位置に持って行ける

もちろんカメラさんがどこから撮ればいいかの目安になったりもします

バミリは意外と重要なものなのです

そしてこちらが、
『羽鳥慎一モーニングショー』セットの床

オレンジ色の矢印で指したものが、羽鳥キャスターに立っていただく位置のバミリ。
『Ｔ』字形になっていて、そこにつま先を合わせてたちます。
（足はガイドの足です）

その他ブルーは、モニターやパネル等設置のためのバミリ。
いっぱいありますね

ちなみに見学中の質問ではよく、
●本番中も貼ってありますか？
●テレビに映ってますか？
●見たことない！
とおっしゃる方が多いのですが…

貼ってあります

バミリってそもそも目立ってはいけないものなので、床に近い色のテープを使ってなるべく目立ちにくくしています
ですが、それ以上にみなさん番組の内容や、出演者の方に意識が向いているので、気付かないのではないでしょうか

スタジオ全体が映ったときなど、床に注目してみるときっと見つけることができる・・・かもしれません

もしよかったら、ふとしたときに、探してみてくださいね

そして、いつか見学が再開した際にはスタジオの中に入ってぜひ実際のバミリに立ってみてください
なかなかできない体験ですよ

一日も早くみなさまにお会いできる日を見学チーム一同、楽しみにしています

今回ご紹介させて頂きました『羽鳥慎一モーニングショー』は毎週月曜～金曜の朝8時から

羽鳥キャスターが毎日の気になることから最新ニュースまで、わかりやすく、丁寧に、そして面白く解説していきます
アシスタントの斎藤アナウンサーや玉川キャスターとのコンビネーションもバッチリ！さらに日替わりコメンテーターの皆さんが様々な話題に鋭く切り込みます
是非ご覧ください！！

そして
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