その昔流行したことがあるミラーハウス
のような写真。
何てことはなく、
こうして撮っただけなのですけれども・・・。
手前の自分
鏡に映る自分
そのまた向こうに映る自分
同時に撮れたら、
面白い写真になるなあ
と思ったのですが。
そんなことをしていたら、
ふと、
三面鏡にまつわる「言い伝え」を
思い出しました。
家にも、
私が小さい頃は
母の三面鏡がありました。
両端の2面を内側に折り
覗き込むと、
鏡に鏡の映り込む世界が
永遠のようにその向こうまで連続し。
それぞれのアングルからの自分が
ずうっとずうっと、
鏡の奥に奥に見え続け、
子供心に
「不思議の畏れ」を感じたものでした。
何となく聞いた「言い伝え」は、
その何人も映る自分の中に、
ひとりこちらを見ている顔があり、
その顔と目を合わせてはいけない。
というものだったような。
鏡には力が宿っているからと、
三面鏡は開け放しておかずに
きちんと閉じ、
一面鏡でも布をかけて覆ったり、
したものでしたよね。
最近の暮らしですと、
壁一面が鏡というインテリアがあったり、
洗面所など普通に鏡だし。
という現状もあったりで、
昔の日本の暮らし向きとは
違う良さもあるけれど、
日本古来の
「鏡に魂が宿る」という
畏れを抱く考え方は、
大事に携えていきたいなあ
などと、
こんな写真遊びをした末に、
思い至ったのでした。
おしまい。
コメント
こんばんわ。不思議の畏れ、あるある話ですね。
紫もいいですね。TVの衣装は、はぎーさんの意向でしょうかね？
萩ちゃん、
「鏡に鑑」（カガミニカンガミ）とは上手いこと言いますなー。（笑）
鏡と言えば、私の場合、自宅には大きな物は無いので、街の通りすがりのお店のショーウィンドウを鏡代わりに全身を映すことはあります（そこでネクタイ直したり）。
大人だって、身近なことに興味を覚えるような遊び心は大切だと思います。
この写真遊びのように、深く考えずおもしろいと思えたことを素直に表現するって良いことですよ。
そうそう、今日の萩ちゃん（先ほどのニュース）は落ち着いた感じの黄色でしたね。
萩ちゃんが出ているのを楽しく見ましたよ。(^^♪
おしまい。
三面鏡にそのような言い伝えがありましたとは。そういった風習は、大雑把な解釈させていただくならば、モノに対し尊重の気持ちを育んでもらう為から来るものなのでしょうか。使い捨て、買い替えが当たり前の時代の今、考えさせられる文化ですね。
萩野さんは深夜のニュースを見て、初めて知りました。特徴的な感じ（眼鏡が印象的な）でしたが、いつの間にか
眼鏡姿では無くなって返って眉がよっている感じがします・・。しかしＴＶ朝日では印象に残る方だと思います。
声優やナレーターをされているので
幅広くされているなと思いますが、
大阪では深夜のニュースしかお目に掛かれませんが、応援しています。
鏡に鑑
奥深い言葉ですよね。
三面鏡かぁ、なつかしいなぁ。
誰でも遊んだ事があるんじゃないでしょうか。
引き込まれるような不思議な世界。
雨は降っていないけど、うすらさぶい。
こんな日は、古傷が疼きます。
貴女の笑顔が一番の特効薬です。
あぁ、今日は２２日でした。
わすれないようにしようっっと。
私の家にはありませんでしたが、近所に住む祖父母の家にはありましたよ。三面鏡。
同じような「言い伝え」は、私も幼い頃に聞きましたよ。
それでも恐々しながらも鏡の向こうを覗いていた記憶もあります。不思議な世界が広がっていましたからねえ。
こういったモノや現象、自然とかに畏れを抱く考え方って、萩野さんの世代（私も同世代です）から下の人たちには、もしかしたら減ってきているかもしれませんね。
生活スタイルが変わっていく中で、年長者からそういう話を聞く機会も減っていっていると思います。
何となく日本らしさが損なわれている気がして、ちょっと寂しい気もします。