今月のテーマは「女性国会議員大集合!どうする男女格差」でした。
安倍政権は「すべての女性が輝く社会づくりを」を目玉政策に掲げていて、
女性の国家公務員の積極的な登用を推進しています。
ただ、現政権の閣僚19人のうち、女性は3人。
民間企業やメディアの世界でも、女性管理職が少ないのが現実です。
今回のパネリストは、10人中女性が8人。
「女医」という呼称はあるのに、なぜ「男医」は一般的でないの?
出産後の子育ては、育児「休暇」?育児「休業」?
そもそもの議論から始まりました。
今回の放送にあたり、職場の同僚にパネリストがほぼ女性である旨を伝えたところ、
何人かから「夜中の番組なのに、お子さんの世話はどうするの?」と心配そうに聞かれました。
お父さんや家族に見てもらうという感覚は、まだまだ浸透していないようです。
放送後、会議室で行われるささやかなお疲れ様会では
引き続き議論が盛り上がる中、
「シッターさんに朝5時までしか預けていないから、もう帰らなきゃ!」
慌てて帰宅した女性議員がいました。
内閣府の調査によると、「今の生活に満足している」割合は、
男性より女性が多く、76.4%。
あくまで主観を数値化したものですが、
バタバタと会議室を後にする彼女の後姿は、美しく頼もしく見えました。