2012年の第二次政権発足以来、安倍政権は憲政史上最長となりました。
今月のテーマは「安倍長期政権の功罪」。
1987年に始まった朝まで生テレビの初回のテーマは「中曽根政治の功罪」で、
奇しくも、中曽根康弘元総理が亡くなった翌日の放送となりました。
連日、桜を見る会をめぐって野党は追及を強めており、
会期末が来週に迫った国会運営にも少なからず影響を与えています。
毎日行われている官房長官の会見でも、この件に関する質問が多い時で30問近く出ています。
各社の世論調査を見ても「納得していない」という声が多数上がっています。
それなのに、安倍内閣全体の支持率は大きく落ちていません。
政権に納得していないが、新しい政権は望んでいない。
その真意はどこにあるのか、番組内で侃々諤々の議論を行いました。
第二次安倍政権を現場で取材していると、
「一時政権の時の失敗を二度と繰り返すまい」という、並々ならぬ気迫を感じます。
側近と呼ばれる人たちは、「潮が引くように人々が離れていった」と口にしますが、
そんな彼らは「苦難を乗り越えた」という自負にも満ちていて、いわばファミリーに見えます。
この絶対的な絆が、様々な功罪を生み出していると実感しています。
いよいよ、次回は恒例の元旦SPです。
12月31日(火)24時半から29時50分 放送予定です。
ご期待下さい!