プロフィール

2001年、日本女子大学 文学部
卒業。 同年、テレビ朝日入社。
政治部記者
「朝まで生テレビ!」進行

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日本と中国とアメリカ

投稿日:2019年10月05日 20:41

10月1日、中国は建国70年を迎えました。

それに伴い、先月の朝生では、中国の実情と課題、

そして今後について、様々な角度から論じて頂きました。

 

3S4

 

香港のデモは終息どころか激化し、

米中貿易戦争における報復関税の応酬は止まりません。

当事国だけでなく、世界中に大きな影響を及ぼす中、

日本にとっては、アメリカだけでなく中国も、何かあれば直接国益に影響する重要な国です。

アメリカは唯一の同盟国、かたや中国は最大の貿易相手国。

戦後最悪と言われる日韓関係に比べると、両国とも関係は比較的良好とみられていますが、

それぞれの国との課題は残っています。

 

折しも、先日の国連総会で、日米貿易協定が最終合意しました。

「アメリカとしては、米中貿易先導の報復関税は止まらないが、

『せめてお友達のシンゾーのいる日本とは目に見える結果が得られる』と

大統領選に向けた成果を急ぐトランプ大統領が踏んだので、早期の妥結が実現した」

番組終了後の打ち上げでの、とあるパネリストの分析です。

もちろん、通商交渉における日米の駆け引きは今後も続きますが、

日米関係の背景に、中国の存在感を大いに印象付けるエピソードでした。

 

正面

 

緊張する米中関係の、橋渡しになるのか、板挟みになるのか。

日本の立ち位置が、改めて問われています。

 

2019.09.27

 

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