9月のテーマは『激論!続投 安倍政権と日本の命運』でした。
そして、月が替わって、安倍内閣の新しい顔ぶれが決まりました。
先月の自民党総裁選挙では安倍総理が勝ちましたが、
予想より多くの地方票を獲得した石破元幹事長が善戦して、
次につながる存在感を示しました。
また、先週末には沖縄県知事選挙が行われ、
日本維新の会などを除く野党が支援する、玉城デニー氏が当選しました。
安倍政権3期目の滑り出しの命運が占われる選挙でしたが、
与党側の支援する佐喜眞敦氏が負けたことで、
政府与党内には少なからず衝撃が広がっています。
野党に関しては、玉城氏が勝ったことで、まずは来年の参議院選挙に向けて
バラバラの状態から何とかまとまりたい思いが滲みます。
今月末に開かれる秋の臨時国会では、自民党の憲法改正案が示される予定です。
閣僚の不祥事、経済格差や少子高齢化問題にどう対峙していくのか。
「一強多弱」と言われる安倍政権が日本に何をもたらすのか、
引き続き注目し、論じていきます。