大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(桜花賞)

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』

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さあ桜花賞です。配信中のYouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#157)は、もちろん桜花賞の予想。ゲストは競馬ガチ勢のSKE48熊崎春香さん。では4月7日(日)の阪神11R・桜花賞をコラムでも予想していきましょう。このコラム執筆時は収録時からしばらく経っていますが、基本的な見解はほとんど一緒です。

◎⑪ライトバック。

多い馬で6戦、少ない馬で3戦のキャリアしかありませんから、よほど明確な差がついたレースでないと、はっきり勝負付けがついたとは言えないメンバーです。ライトバックは昨秋のアルテミスSが4着で、勝ち馬はチェルヴィニア。0秒6差ですから完敗ですが、だいぶスムーズさを欠いた内容だったので見直しの余地は十分。実際、次のレースとなったエルフィンSは先行したスウィープフィートをこれまた前が詰まってかなり厳しい形から伸び返しての首差勝ち。スウィープフィートがチューリップ賞を制したことからも、現3歳牝馬では上位の一角とみました。同牝系にはディーマジェスティ、オースミタイクーン、ジェネラスなど。ざっくり3歳春も悪くなければ、春の阪神も良さげ。ドゥラメンテ、キタサンブラックにめぼしいクラシック候補がいない今年は、種牡馬キズナにとってクラシックV最大のチャンス。それを逃さないぐらいのポテンシャルは父にも、この娘にもあると思います。

○②クイーンズウォーク

最終追い切りは併せ遅れ。調整過程がずっと軽いのですが、入厩時には既に仕上がっているレベルでしたから心配は無用です。熱心なファンは共同会見をチェックしたかもしれません。川田は「オークス向き。ベスト条件ではない」、中内田師も「長い距離向き」。強めに追わない調教からもオークス狙いが透けてうかがえますし、実際そうだと思います。ただ、これは持論ですが、オークスで買う(と決めた)馬は桜花賞でも買うべき。メンバーはほぼ変わりませんし、特に現代の桜花賞は瞬発力勝負になることが多いので、オークスとの適性も実はそれほど大きく離れていません。オークスを勝つつもりなら、桜花賞も勝てないまでも好走できるものです。

▲⑫ステレンボッシュ。

キズナでなければエピファネイア。この馬自身は祖母ランズエッジがディープインパクトの半妹で、牝系源泉の切れ味が武器ですが、要は種牡馬エピファネイアが牝系のいいところを引き出すとも言えるでしょう。国枝厩舎らしい経験に裏打ちされた隙のない仕上げです。

☆③イフェイオン。

いかにも馬場のいいところを通ってきそうな先行馬。これも父エピファネイアです。

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馬券は3連単軸2頭マルチ。今回はキズナ丼で勝負します。

<軸>②⑪→<相手>③⑦⑧⑨⑫⑯⑱。計42点。

 

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC

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