大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（大阪杯）

先週の高松宮記念は▲△○でした。◎ロータスランドは5着で、一競馬ファンとして健闘を称えたいところです。馬券はちょっと残念でしたが…。配信中のYouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#156）では、大阪杯の予想をしています。ゲストは熊崎春香さん。競馬ガチ勢です。では3月31日（日）の阪神11R・大阪杯を予想していきます。

◎⑭エピファニー。

秋の阪神開催は時計がめったやたらに速いので、ケフェウスSのタイレコード1分57秒2をあまり強調するのが得策とは思いませんが、このコースへの適性の一端を示していることは間違いありません。○にしたミッキーゴージャスもそうですが、前走が小倉重賞勝ち。小倉と阪神内回りはそれなりに近いラップになりますので、適性のベクトルは近くなっています。小倉大賞典1着からの臨戦は22年3着アリーヴォと一緒です。

○①ミッキーゴージャス。

3連勝で条件から一気に重賞勝ち…とはいえ、牝馬限定ハンデ重賞の愛知杯。しかも54キロ。当該レースの2～5着が次のレースで全馬着外。つまりレベルも推して測るべし。それでも、その前走は川田が師匠（安田隆行師）の馬で重賞を絶対勝つという意志を感じさせる早仕掛けで、見た目以上に差がある内容。そんなレースの後なので疲れを心配しましたが、息子（安田翔伍師）の厩舎に転厩して、調整スタイルをガラッと変えたことが、いい方向に作用した感じ。フレッシュな状態でＧ１に挑めます。力量的には足りない感がなくもありませんが、器用な馬が多いメンバーだけに逆ベクトルの捲り可能な機動力が魅力。そしてミッキーゴージャスとエピファニーはイトコ同士。父はミッキーロケットとエピファネイアで違いますが、牝系のヌレイエフを生かす配合コンセプトは似ており、ここまで似た軌跡でG1に臨んでくるなら、まとめて買ってこそでしょう。

▲⑦ハーパー。

今回のメンバーで直近のG1連対馬は昨秋エリザベス女王杯2着のルージュエヴァイユで、その3着がハーパー。当時は秋の京都芝適性で譲った感があり、阪神芝2000メートルならこちら。桜花賞も0秒5差4着。差は小さくありませんが、相手がリバティアイランドですから、マイルでも走れるスピードは示しています。マイルOKで二の脚もいい先行馬なので、順当にこのレース向き。似た好位タイプの中でも一歩抜けているかと思います。

馬券は3連単軸2頭マルチ。

<軸>①⑭→<相手>②③⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫。計54点。

 

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC