大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(阪神大賞典)

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』

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今週はYouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#154)で阪神大賞典の予想と、長距離レースの騎手について語っております。ゲストは成瀬琴さん。こちらのコラムでも3月17日(日)の阪神11R・阪神大賞典について予想していきます。

◎⑩サヴォーナ

近年の種牡馬で明確に成功事例に入るキズナですが、牝馬にはソングラインのような切れる馬がいますが、牡馬の活躍馬はディープボンド(長距離)、ハギノアレグリアス(ダート)、ビアンフェ(短)、ダディーズビビッド(短)、バスラットレオン(逃げ)と切れる印象の馬はいません。キズナの父であるディープインパクトの産駒傾向に変数を乗じて振幅を大きくしたような面白い傾向で、阪神大賞典と京都新聞杯では毎年キズナ産駒に注目しておいていいのではないかと思います。ともあれキズナ牡馬の一面はディープボンドに代表され、そのディープボンドは阪神大賞典(過去3年1、1、5着)と天皇賞・春(同2、2、2着)において特筆すべき成績を上げています。7歳になったディープボンドの後継がサヴォーナではないかと。戦歴的に共通点があり、母の父にスプリント寄りの種牡馬を持った配合にも通底するところがあります。

○⑫ディープボンド。

サヴォーナの項で書いた通り、キズナ牡馬ステイヤー部門の泰斗として君臨。去年の5着は結果論ですが復調途上でした。昨秋の結果を見ると、さすがに往時の力量とはいかないでしょうが、2桁着からでも高齢でも巻き返し実績のある牝系です。

▲②ブローザホーン。

天皇賞・春で勝負を見込んでいるなら、近年の傾向なら日経新春杯から直行となりそうですが、そこはそれ岡田スタツドの生産馬。いい時にガンガン使って、勝てそうなG2は全部持って行く心意気でしょう。

☆⑥テーオーロイヤル。

名門コートリーディー牝系のうち、アルペンローズ系はスタミナとパワーに触れます。メイショウハリオにメイショウカドマツ。メイショウカドマツはダイワメジャー産駒なのにステイヤーですからね。テーオーロイヤルも父リオンディーズでベッタベタのステイヤーですから、牝系の血がよく引き出されていると言えます。2年前はダイヤモンドSで1着、直行の春天が3着。今年はダイヤモンドSで1着から阪神大賞典をステップに挟みました。正直、ここは叩き感がありますね。

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馬券は3連単軸2頭。

<1着>⑩→<2着>⑫→<3着>①②③⑤⑥⑬。

<1着>⑩→<2着>①②③⑤⑥⑬→<相手>⑫。計12点。

 

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC

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