大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（フィリーズレビュー）

今週も私事でYouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#）の配信はお休みをいただいています。こちらのコラムでは3月10日（日）の阪神11R・フィリーズレビューを予想します。同日の金鯱賞と迷ったのですが、本命のバクハツ度が断然こちらなので。

◎⑫ジューンブレア。

先週のチューリップ賞ではスィープフィートで後方一気を決め、トライアル仕事人ぶりを見せつけた武豊。このレース自体は内、前が優位な傾向ですが、マイルのチューリップ賞より仕掛けが全体的に早くなるので、内、前で残る馬が出つつも差しも届くという脚質混交の結果が第一感。その流れにこの鞍上はぴったり。この馬はアメリカンファラオ産駒で、33秒台の上がり3Fはたぶん使えませんが、よどみないペースに乗じて34秒台で届くレースになるとみました。今の阪神芝は大型馬の方が良く、そこもおあつらえ向き。

○①コラソンビート。

阪神JF3着で、7Fの京王杯2歳Sをレコード勝ちですから、断然人気になるのは当然。わざわざ関西に遠征してこのレースですから、勝ちに来ています。マイルの桜花賞以上に、向いている7FのG2、1着賞金5200万円のフィリーズレビューに全力ということです。ポイントは桜までの間隔が短くなるのもいとわずG2を勝ちに来たこの馬が、狙ってG2を勝てるだけの器かどうか。

▲③バウンシーステップ。

先週の弥生賞で、モーリス産駒ダノンエアズロックはうるさいところを見せるだけ見せて失速。その後に骨折も判明しました。モーリス牡馬とクラシックはあまり相性が良くありませんね…。一方でモーリス産駒でも牝馬なら、春クラシックで存在感があります。21年のこのレース勝ち馬はモーリス産駒シゲルピンクルビー。そんなに切れる馬がいないモーリス産駒ですが、このレースの流れは切れ味よりしぶとくなだれ込む耐久力や持続力。モーリス向きとも言えます。

馬券は3連単軸2頭。

<軸>①⑫→<相手>③⑤⑥⑨⑩⑮。

<軸>③⑫→<相手>⑤⑥⑨⑩⑮。計66点。

 

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC