大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(弥生賞)

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』

24弥生賞

私事でYouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#)の配信はお休みをいただきました。こちら3月3日(日)の中山11R・弥生賞ディープインパクト記念を予想します。もう3月。時が経つのは早いですね。

このレースは、かつてクラシックの最重要トライアルとして大きな存在感がありましたが、近年はG1直行ローテの確立から、ちょっと優先度や重要度が下がったかと思われる情勢でした。ところが、ここ3年はタイトルホルダー、アスクビクターモア、タスティエーラと勝ち馬がのちのG1馬に出世。しかも皐月賞ではなく、順に菊花賞ほか、菊花賞、ダービーで、かつ3年連続で菊花賞連対ですから、ステイヤー選定レースとして機能しています。

◎⑨ダノンエアズロック

前述の伝でいくと菊で来そうなステイヤーに◎を打つところですが、今年はそういうタイプがいないと踏みました。ダノンエアズロックはモーリス×モシーンで配合はむしろマイル以下が良さそう。まあモーリスはマイルと2000でG1勝ち、母モシーンはマイル、2000、2500でG1勝ちの距離万能ですから、字面だけなら距離をこなしても当然なのですが、見るからに前進気勢が強く、気性に中距離走者感はありません。堀厩舎の調教技術あればこそのクラシック路線でしょう。モーリス産駒は、牝馬はともかく牡馬にクラシック感はありませんが、堀厩舎の路線選択を信用していい器かと。といって東京の少頭数しか走っていませんし、ここも少頭数なので、皐月は軽視かな(気が早い)。

○③シュバルツクーゲル。

東スポ杯2着以来。その東スポ杯がイン、前有利のレースでしたが、弥生賞もそうです。モーリス産駒(シュトラウス)の2着というのも、今回◎○の序列に重要で、2頭が好位からなだれ込む形を想定しています。この馬の兄シュバルツリーゼは19年弥生賞で、新馬勝ち即で弥生賞に臨み6番人気2着に好走。キャリアの浅いうちからそういったパフォーマンスができる素地があります。

▲⑥トロヴァトーレ。

3年前のソングライン(NHKマイルC・2着)、昨年のフリームファクシ(きさらぎ賞)、スキルヴィング(青葉賞)と近年の3歳春に活躍馬を頻出しているソニックレディ牝系。レイデオロ×母父エンパイアメーカーという配合からは、ちょっとムラっぽい印象を受けます。パフォーマンス的には◎○と遜色はありませんが、構えて差し届かずかとみて。

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馬券は3連単軸2頭流し。

<1着>⑨→<2着>③→<3着>①⑤⑥⑩。

<1着>⑨→<2着>①⑤⑥⑩→<3着>③。8点。

 

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC

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