大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(京都記念)

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』

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東京新聞杯は◎サクラトゥジュール1着、○ウインカーネリアン2着。推奨3連単で3着のホウオウビスケッツが抜けたのは痛恨ですが、◎○はばっちりでしたね、◎○は。今週こそ買い目も的中させたいところで、2月11日(日)の京都11R・京都記念を予想します。

◎②ブレイヴロッカー。

京都記念というレースは有馬記念(などのG1)で負けた馬の再起レースという側面があります。前走G1組が強いのがセオリーで、一方で条件からの昇級組の成績が良くない。そこが夏の重賞との違いです。その理由は3勝クラスとオープン・重賞の壁が季節によって厚さが違うためですが、ここではその伝には沿いません。ブレイヴロッカーは未勝利に5戦、1勝クラスに5戦、2勝クラスに4戦を要して勝ち上がりつつ、3勝クラスは昇級初戦で突破。平成どころか昭和のステイヤーみたいな成績です。パッと思い浮かぶのはアカネテンリュウとか。それは夏の上り馬か。モンテファスト?ヤマニンウエーブ?どれも知識として知っているだけですが。ともあれ遅れてきた本格派ステイヤーには京都記念でステップアップしてもらいたいし、それをできる力も備わってきました。

○⑨ルージュエヴァイユ。

重賞3戦連続2着。エプソムCは牡馬の骨っぽい相手、府中牝馬Sは牝馬限定戦らしい瞬発力勝負で傑出した切れ味を見せ、エリザベス女王杯では総合力の問われる乱ペースで好走。詰めが甘いのも確かですが、相手なりに走れます。京都記念は前半が緩くなりがちなので、牝馬の好走馬も多くいますね。

▲⑪マテンロウレオ

きさらぎ賞1着、昨年京都記念2着と、2月のレースに強い冬馬です。昨年の大阪杯4着、天皇賞・春5着と好走していますから、一連のキャンペーンをなぞる形になるのは自然で、仕上げ方も前年に準じたもの。良化途上の中山金杯をそこそこの着順位まとめてここ、というアプローチも一緒です。

☆⑤ベラジオオペラ、△③プラダリア

ベラジオオペラが昨年ダービー4着、プラダリアが一昨年ダービー5着。各世代の最上位の次に位置するレベルで、人気相応に好走確率も高いと思います。

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馬券は3連単フォーメーション。

<1着>②→<2着>①③⑤⑨⑪→<3着>①③④⑤⑦⑨⑩⑪35点。

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC

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