大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（秋華賞）

YouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#135）を配信中です。ゲストは成瀬琴さん。予想は10月15日（日）の京都11R・秋華賞です。ここ2週は横山典にお布施を捧げてしまいましたが、仕方ありません。多くの競馬ファンは定期的にこの儀式（ノリ巡礼）をするものなのです。もちろん「横山典は一生買わん」と宣言する人もまた多いのですが、あまりに鮮やかな騎乗に魅せられて戻ってくることもしばしば。競馬ファンの発作みたいなもので、筆者も時々罹患します。すみません。なお秋華賞も横山典が有力馬モリアーナに騎乗しています。最大の買い時は前走だったとみてこのコラムでは△にしましたが、さて。ノリシンパの方々が快哉か沼にはまるか、注目ですね。なおリバティアイランドが勝ちます。

○⑩グランベルナデット。

父キズナは牡馬の活躍馬ももちろん出していますが、ソングライン、アカイイトとG1馬は牝馬。ややフィリーサイアー寄りです。ソングラインは近年でも強い方のトップマイラーですが、わりと取りこぼすように、ややムラっぽい面もあります。グランベルナデットは紫苑Ｓで速いペースに息切れして10着。かなりの調教をこなしていたので、勝負の仕上げかとみていましたが、違いました。今回もバリバリ乗り込んでおり、叩き２走目の今回が本線のようです。ムラっぽく、数を打って成果を上げるタイプで前走敗戦を余計に引きずる必要はなく、良化と勝負気配を見込んでいいと思います。控えて切れるタイプではないので、激しい先行争いの直後からリバティアイランドに先んじての仕掛け。リバティの相手になるのは、イン伸び道悪含みの馬場からして、このポジションからの馬だと考えています。

▲⑤ドゥーラ。

阪神ＪＦ、チューリップ賞、桜花賞と一連の阪神マイルで着を崩しましたが、オークス3着を含めてそれ以外のレースでは掲示板を外していません。要するに阪神マイルが合わなかったタイプで、１周回るコース向き。自分から動ける機動力があるので小回りも歓迎。舞台適性的には上々で、ポジション想定は◎と同じようなところです。

☆②ハーパー。

春は桜花賞よりオークスに力点を置いて、その２走が４→２着。リバティアイランドに続くセカンドグループでは筆頭です。今回は秋華賞よりエリザベス女王杯に力点があるようには思いますが、内枠を引いて行かせる馬を行かせてその直後かつリバティアイランドより前。仕掛けのポイントはルメールに任せましょう。

◎⑥リバティアイランド。

牝馬3冠は近年多く出ていますが、その理由としては牝馬の仕上げや発情のコントロールが長足の進歩を遂げていると考えています。外厩の発展と強い牝馬の出現頻度が上がったことも相関があると思いますが、ここでは深く立ち入りません。ともあれ傑出度でいえばデアリングタクトに匹敵し、タイプでいえばアーモンドアイに近い。大丈夫です。

馬券は3連単フォーメーション。

⑥→⑩→①②③⑤⑧⑬。

⑥→①②③⑤⑧⑬→⑩。計12点。

 

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC