推しのステージに完全燃焼!私の「最近のライブ事情」|「林美桜のK-POP沼ガール」第4回

林 美桜のK-POP沼ガール

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「林 美桜のK-POP沼ガール」
K-POPガチオタク・林美桜テレビ朝日アナウンサーの沼落ちコラム

前々回のヨントン、前回のハイタッチ会に続いて、今回はファンミーティング&ライブ事情について語らせてください。

STAYCちゃんの初ファンミは、まるでジェラートの宝石箱!

7月15日/STAYC
『2023 STAYC FANMEETING “SWITH Gelato Factory” in Japan』

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STAYCちゃん(*1)の初めてのファンミ。
ジェラート屋の店員さんのような、かわいらしい衣装で登場したSTAYCちゃんたちはとびっきりにキュートで、私の心は瞬時に溶けました。

まったくブレない生歌、キレキレのパフォーマンス、笑いの絶えないトーク。特に古家(正亨)オーナー(?)との掛け合いは抜群におもしろい。

こんなに盛りだくさん……
これは……! ジェラートの宝石箱や!!(彦摩呂さん風)

実は、STAYCちゃんとは『動はじK-POP部』というYouTubeチャンネルで共演させていただいたことがあります。

実際にお会いすると、想像を遥かに超えた、直視できないほどのかわいさでした。

ずっと前から親友だったのかなと思うほど、心を開いて話してくれて、目を合わせてくれるメンバーに、一瞬で好き……いや、好きよりももっと……。一瞬で愛が生まれました、私の中に。

この収録は少し遅い時間から始まったのですが、STAYCの皆さんは疲れなんか微塵も見せず、私の進行に至らぬところが多かったにもかかわらず、目の前のことに全力で取り組んで楽しんでくれました。

SWITHさん(*1)たちに喜んでもらいたい。

終始、そういう純粋な温かい心を感じて、언니(お姉さん)はうるっとしましたし、まっすぐな思いにハッとさせられて、心を入れ替えてもっと誰かのために生きようと思ったほどでした。

澄んだ美しい心を持ったSTAYCちゃんたち。初めてのK-POPアーティストとの共演がSTAYCの皆さんで本当によかったです。

8月のカムバックが楽しみ!
皆様、素晴らしい実力と「パワー」を持ったSTAYCちゃんにぜひご注目ください。

BOYNEXTDOORの初来日ステージに圧倒!

7月16日
『J-WAVE presents INSPIRE TOKYO 2023 -Best Music&Market- EXTRA』

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BOYNEXTDOORの初来日。
初パフォーマンスを観ることを、この私が諦められるわけなんかなかった。

なかなか珍しい、いきなりのフェス。たったひと組の「K-POP」。しかも新人。

「大丈夫かしら……」
なんだかもう親のような気持ちでステージを待っていた私。

……結果、まったく心配はいりませんでした。

登場から、新人らしからぬ圧倒的な存在感。
「この子たちは、人生何回目……? 前世が大スターとかじゃないと納得できないよ」と思うくらいの、たしかな実力とカリスマ性。初フェスなのに、盛り上げ方まで完璧なんだもの。

メンバー全員、自信がみなぎっているのが、見ていて本当に気持ちよくて、スカッとしたんですよね。

ただ、何千回・何万回と練習したであろうデビュー曲は、どこを切り取っても完璧にそろっていて、そういうところにザ・新人を垣間見ることができてキュンとしました。

キラッキラ無邪気にステージを飛び回っていて、心からステージを楽しんでいるのがガンガンに伝わってきました。フレッシュって素晴らしいなぁ。

日本語もたくさん話してくれて、感動でした。
それでも時々語尾を見失ってしまっているときは、私、「がんばって!!」って言っちゃってました。運動会に来た保護者みたいに。

日本デビュー、待っています。

“ツンデレ皇帝”2PM・ジュノ様の、最高のアリーナツアー

7月23日/2PM・ジュノ
『LEE JUNHO Arena Tour 2023 “また会える日”』

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2PM・ジュノさんの、5年ぶりのアリーナツアー。

絶賛、ドラマ『キング・ザ・ランド』にも夢中になっているので、ウォン!?ジュノ?……と、現実を理解するのに時間がかかりましたが、ジュノさんの「横浜、一緒に!!」で目が覚めました。

2PMのジュノがそこに存在してました。
照明を操り、目線を送るだけで歓声を上げさせるジュノ……
その姿は、まさに皇帝。

指先まで神経が通った、しなやかで上品なパフォーマンス、どんなジャンルも歌い上げる洗練された歌声、相変わらず本当に素晴らしかったです。

ドラマの撮影で忙しかったはずなのに、さらに成熟した姿で戻ってきてくださるなんて……どれだけ努力したらそんなことができるんだろうか。感謝があふれますね。

ここからはネタバレになりますが、特に私が興奮したステージです。

・「INSANE」

最後パタリと倒れる振り付けがあるんですが、
明るくなったとき、ジュノがまず「(僕は)大丈夫です」と、振り付けを心配するハレス(*2)に優しいひと言。

ここに私は萌えたのです。
ジュノとハレスの信頼関係を感じて……。

こういう言葉をファンと楽しみ合える、笑い合えるって、ベテランならではだなぁと思います。一緒に重ねてきた年月を感じて、なんだかグッときました。

・「원점으로(Zero Point)」

あのお決まりポーズで、ジュノが「こんなのでいいんだ」ってツン強めで煽ってたのは最高に悶絶キュートでしたねぇ。

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こんなポーズです。2PMとハレスに申し訳なくなるくらい似てなくて、キュートさもろもろまったく足りていない……。ぜひ調べてみてください。

その言葉に、うしろの席の方が「3時間これだけでいいよね」ってつぶやいてて、爆笑しました。

お決まりポーズを恥ずかしがりながら何度もやるジュノを、ただ愛でるハレス。
それはそれは、ただただ尊い時間でした。

真ん中にあるステージもよかった。
“ツンデレ皇帝”ジュノ様を、みんなで温かく見守っている感じがして。一体感を感じて。

私は2階席でしたが、アリーナの向かい側の方が楽しそうにペンライトを振っている姿を見て、私までうれしくなっちゃいました。

忘れられない夏の思い出になりました!

書き足りませんが、
私の夏はイ・ナツ(*3)に捧げました。完全燃焼です。

夢のような休日でした。
普段は節約のためにじっとしていることが多いもので……。

楽しんだ分のツケというのはもちろん回ってきます。
節約を心がけ、がんばって働くのみです。
急に現実!(笑)

林美桜のチョアチョア♡メモ

*1/STACY、SWITH
2020年にデビューした6人組ガールズグループ。「TEENFRESH」というジャンルを作り出し、韓国チャートを席巻。一人ひとりの歌声の個性がとっても素敵なんですが、その魅力が存分に活かされている曲たちはどれも名曲です。観るのも聴くのも最高。「SWITH」はSTAYCのファンの愛称。

*2/ハレス(HOTTEST)
2PMのファンの愛称。「HOTTEST」=韓国語の発音が「ハレス」に聞こえるため、ファンの間でこの呼び名が定着。

*3/イ・ナツ
ジュノさんの本名イ・ジュノの「イ」と、ソロツアーをする「夏(ナツ)」を組み合わせたもの。ただの夏が、ジュノのおかげで充実した忘れられない素晴らしい夏に変わります。

文=林 美桜 編集=高橋千里

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