大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（天皇賞・春）

YouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#113は、ゲストで成瀬琴さんが初登場です。成瀬さんは競馬ファンには鹿戸調教師の愛娘として知られていると思います。先月まで馬事文化応援アイドル「桜花のキセキ」の一員として、現在はタレントとして活動されています。弊紙スポニチにも何度か登場していたので、配信でも登場をお願いした次第です。予想はもちろん4月30日（日）の京都11R天皇賞・春です。

○⑥アスクビクターモア。

このコラムを執筆している時点では前売り人気はまだ分からないのですが、肌感覚として人気を落としそうなムードです。その要因は日経賞9着にありますが、前走は道悪で出脚が付かなかったものですから仕方ありません。ダイナミックなフットワークなので、リズムを崩して立て直せなかったし、無理をしなかった側面もあるでしょう。タイトルホルダーとは同じ菊花賞馬といっても、かなりタイプは違いますが、長い距離をある程度のペースでクルージングする能力ではひけを取りません。個人的にはタイトルホルダーとこの馬で2強の見立て。ならばオッズを落とす今回は狙い目かと。

▲③タイトルホルダー。

配信でも触れましたが、ピッチの回転が速く、スピードに乗せるまでの加速は中長距離馬としては現役トップ級、歴代でも上位の馬。マイルっぽい走りで長距離をこなす身体能力が持ち味で、道悪も問題ない。本来なら逃げたいアフリカンゴールドが大外枠になったことで、楽なハナか、相手が無理にでも行けば余裕の2番手。大本命で、なおかつ弱点も少ないので、馬券には入れておきましょう。

◎⑫ブレークアップ。

○＝▲→流し、の3連単でいいと言えばいいのですが、このコラムは一応エンターテイメントですし、新装京都の道悪という明らかな不確定要素があるのに、堅い馬券ばかり推すのも…と、少々ひねり出した◎です。新装京都芝のレースは先週を見てみると、前半3Fがおそらくジョッキーの想定より速くなっています。馬場状態がいいせいもあるのでしょう。そのため全体的にハイラップで息をつかせないレースが多く、それが欧州のジリっぽいがバテない血を持った馬の台頭につながっているのだと思います。道悪になればラップそのものは落ちますが、最初3Fの入り方はそうそうすぐ替えられるものでもありません。ジリっぽくてバテない馬の浮上、ということでノヴェリスト産駒ブレークアップを推します。いずれ京都芝も序盤の入り方を騎手が身につけますので、これを理由に狙えるのは今年だけ。ノヴェリストを理由に狙うのは今回が最初でおそらく最後。ドイツ血統の力を見せてほしいところです。

馬券は3連単2頭軸マルチ

⑥⑫2頭軸、相手①③⑦⑬⑭

③⑫2頭軸、相手①⑦⑬⑭　計54点。

 

text：仙波広雄＠大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC