大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(東京新聞杯)

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』

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YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#101が配信されています。後半は「調教」見るべし、見るべからず…みたいな話。調教を自分で実際に見て判断するためには手間も金もかかります。ライトファンには、世にあふれる調教に関する話の「いい話は半分、悪い話は2割増し」として予想のファクターとすれば、おおむねケガはしないかと思います。ゲストのギャンブル芸人じゃいさんは、そんなに調教を重視するイメージはなかったのですが「予想の参考にはする」とのこと。配信、ご覧ください。コラムの予想は2月5日(日)の東京11R東京新聞杯

◎⑬サクラトゥジュール

サクラのスワンズウッドグローヴ系が久々に重賞チャンスを迎えたのではないでしょうか…という書き出しでお気づきの方もおられると思いますが、願望が入っていないとは言いません。現役でも別オーナーで南関東での活躍馬はいるものの、JRAで、サクラでこの牝系が重賞を勝ったのは’05年アルゼンチン共和国杯のサクラセンチュリーが最後だと思います。そういう意味ではフロンティアに立つ牝系とは言えません。それでも、冬の東京芝なら、まだ活躍の余地はあります。調教も、ここに向けて目一杯のムードがありますね。コース的にも、差し馬過多のメンバー的にも、もうちょっと内寄りの枠がほしかったのは確かながら、狙えるオッズになると見込んでいます。

○③ジャスティンカフェ。

配信でも言ったように、上がり3Fの平均は、10戦以上の馬を対象とかにすれば最速ではないでしょうか。一応、計算してみたら平均「33秒77」でした。アタマおかしい。ディープインパクトより速いやんけ。まあ上がり3Fがいくら速くても、重賞未勝利の現状ですから過信は禁物。府中だとマイルより千八の方が走りやすそうでもあります。とはいえ差しが決まるこのレースで、この切れ味。さらに内枠。有力馬の中でも一歩リードの感はあります。

▲⑮ナミュール

この馬自身には外枠はレースしやすくていいのですが、東京マイルのDコースでフルゲートの8枠は基本的に厳しい。外を回すタイプなのでなおさら。それでも、能力的にはここで一番です。

☆⑧ファルコニア。

このレースもディープインパクトが強いレースですが、クラシックで活躍するような母父米国系の配合ではなく、母父欧州系が向いています。この馬の母父ホークウイングは米国産ながら、クールモアグループに購入されてエイダン・オブライエン厩舎で活躍。オブライエンの調教は出身イメージまで変質させた感があり、本馬も春秋の東京芝で切れるディープではなく、しぶとさを旨としています。ディープ×母父欧州系に準じた扱いでいいでしょう。

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馬券は3連単2頭軸マルチ

<軸>③⑬→<相手>④⑤⑥⑧⑭⑮⑯。計42点。

 

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC

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