大胆に予想！『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』（スプリンターズS）

YouTube（logirl 【テレ朝動画公式】YouTube）美味しい競馬#84のゲストは声優の相羽あいなさんです。テーマは「気性」。サラブレッドもほ乳類として個性はいろいろですから、生まれつきの性分もいろいろ。10月2日（日）中山11R・スプリンターズSも気性的にどう扱うべきか迷う馬がいます。メイケイエールです。能力は上位ですが、すんなり回ってこられるか、気性面も含めてオッズに見合うのかどう判断するのかが今回の鍵を握っています。

 

▲⑬メイケイエール。

▲で、正直判断を避けたところもあります。あっさり勝つ力もあるものの、この馬は気性が難しいわけではないにせよ、一生懸命走りすぎる性分で折り合いの心配はつきまといます。馬具などで工夫して調教には成長がうかがえますが、三つ子の魂百までなので。単独で好位追走が好走ポイントで、周囲の馬の出方次第の面があるのも否めません。ナムラクレアを見ながらポジションを選べるこの枠は良かった。

○⑨ナムラクレア。

3歳牝馬のスプリンターズS制覇は’07年アストンマーチャンまでさかのぼります。アストンマーチャンは暮れの2歳G1でウオッカと首差。その域にあるかと問われると正直疑問ですが、好位をすんなり回ってくるレースだと相当なパフォーマンスを見せているのも確か。テイエムスパーダ～ファストフォース～ナムラクレアの順で4角突入ならVもあります。

◎③メイショウミモザ。

さて、人気のミッキーアイル産駒を▲○に差し置いての◎がこの馬。母が牡馬相手に日経新春杯、京都大賞典と中距離G2を勝ったメイショウベルーガ。父がハーツクライ。兄メイショウテンゲンは3000以上の重賞で好走。なんで1200メートルを走っているのか正直自分にはよく分かりません。だいぶカッカした気性のようなので、そのあたりが理由ですが、ここまで極端に出るとは。そして重賞勝ちはマイルの阪神牝馬S。ますます分からない。こういうタイプは純粋にパフォーマンスだけを分析するべきかと。勝ったときのパフォーマンスは阪神牝馬Sも巌流島Sもすばらしい脚を使っており、真ん中より前を追走できれば届く可能性を見いだせました。間違いなく人気薄なので、一発狙ってみます。

馬券は3連単2頭軸マルチ。

③－⑨－①⑧⑩⑫⑬⑮、③－⑬－①⑧⑩⑫⑮。66点。

 

text：仙波広雄＠スポーツニッポン新聞社 競馬担当／【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC