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シンクロ始まるまでのドタバタから・・・

投稿日:2016年08月15日 20:09
2016年8月14日 シンクロデュエット予選 フリー・ルーティーンいよいよシンクロが始まりました。北京、ロンドンと2度の五輪を中国ナショナルチームヘッドコーチとして指揮を執ってきた井村コーチが日本に復帰してから初の五輪、初戦です。
メダルを無くした日本シンクロが復活できるかをかけた戦いです。 

20160813_182912
さて、こちらが話題の緑色の飛び込みプール。本当にひどい汚さ。
シンクロプールもこんな風に水が変わりかけてきていました。
20160813_183321 (1)

 

試合が始まる前日は、普通でしたら本会場練習が行われるのですが、肝心のプールは騒然としていました。あまりに汚い水で、これではシンクロの中継の水中カメラが起動できないとなったようです。透明度が悪いプールの水をサブプールの水と入れ替える作業が突貫で行われておりました。じっと見ていると、1時間でタイル一枚。間に合うのか間に合わないのか。

シンクロ委員会と組織委員会では、日程変更、場所変更なども含めてぎりぎりまで検討していたようです。
大会当日、朝の段階ではきれいな水に変わっていました。おー、ブラジルやるじゃないか。じゃあはじめっからやっておいてよ。っという感じでしょうか。
どうにか間に合ったというのが実際のところです。」
入れ替えたプールの水は、飛び込みプールと比べると一目瞭然。
20160814_125516

 

さあ、それではさっそく、シンクロ初日、デュエット予選の様子をお伝えいたしましょう。

その前に、これまでですと予選はテクニカル、フリーの順で行われていました。
テクニカルの得意な日本としては、そこで差をつけてフリーに臨むというのが定番でした。
しかし、今回の予選は、フリー、テクニカルの順番だったのです。
フリーが得意なスペインのような国が上位に来ると、その印象を引きずってしまうので、ちょっと嫌な感じ。
ウクライナもいったいどんなフリーをしてくるのか、本当にドキドキしました。デュエットは24か国が出場。

予選のフリールーティンと翌日のテクニカルルーティーンの合計点の上位12か国が決勝に進出します。
井村コーチになって、メダル奪還を狙う日本のライバルは、ウクライナ、スペイン。出場順は以下の通り。ウクライナ 5番目
日本    10番目
スペイン  12番目
中国    18番目
ロシア   23番目

 

さあ、試合が始まりました。

 

★ウクライナはアナナソワとヴォロシナの二人。
スペインのコーチを長く務めたアナ・タレスが、昨年12月からコーチになり芸術面を強化した振り付けにしています。
曲はロミオとジュリエット。衣装の表と裏にロミオとジュリエットの顔が描かれて、アナ・タレスの芸術的感覚が爆発しています。

E: 9.4  9.2  9.3  9.3  9.0  27.800
A: 9.2  9.2  9.4  9.4  9.4  37.333
Difficulty                    28.400
Total                         93.5333
20160814_112858
ウクライナが先に演技をして、そのあと、日本の登場です。
★日本は乾友紀子と三井梨紗子テーマは風神雷神 嵐が来たり晴れたりという天気を表現
出だしからとても勢いと強さのある演技。
井村コーチにとっては84年、88年、92年、96年、2000年、2004年と日本のコーチを務め、その後2008年、2012年は中国ナショナルチーム代表コーチとなり、今回が9度目の五輪。
最初見つめる表情が硬かったのですが、そのうち和らいできました。
今回の五輪シンクロでは最初の演技だけに、この出来がすべてに影響する可能性があります。
それだけに点数に注目が集まりました。E: 9.5  9.5  9.6  9.3  9.3  28.3000
A: 9.3  9.4  9.7  9.5  9.3  37.6000
Difficulty                    28.5000
Total:                          94.4000
20160814_115724全ての要素でウクライナを上回り、ほっと一息。

この後、スペイン登場です。
★スペインはこのオリンピックでチーム出場を逃し、デュエットのみのエントリー。選手不足もあり、オナ・カルボネルとジェマ・メングアルがデュエットを組むという奇策、
メングアルは往年の名選手であり、出産後、男女のミックスデュエットで昨年の世界水泳カザンにも姿を見せています。世界選手権ソロ銀メダリスト二人のデュエットではありますが、いささか年齢的な衰えもあり、スローテンポの演技となる。しかし表現力、無知のようにしなる脚の表現などはさすが。日本の得点と比較するとわかりますが、スペインに高い得点をつけている審判もいたほどです。 

E: 9.6  9.5  9.4  9.2  9.1    28.100
A: 9.1  9.3  9.5  9.3  9.5    37.4667
D:                             28.2000
Total                          93.7667

20160814_120917いやあ、危なかった・・・

スペイン遉です。ウクライナを上回りました。
★中国
長年スペインを教え、その後米国ナショナルチーム、中国ナショナルチームコーチとなった藤木麻祐子さんが指導。チームも含め、スペインで合宿を行い、振り付けなども音楽もこれまでスペインシンクロの曲を作曲してきたサルバドール氏が担当。選手たちもスペイン化?か実に楽しそうにシンクロに向かっているようです。
デュエット 黄雪辰 SUN Wenyan
ダイナミックな外国人から見た中国の音楽のイメージで演じ切るE: 28.700
A: 38.2667
D: 29.1000
Total:96.0667そして最後はロシアです。

★ロシア
イシェンコとロマーシナの二人。

見ているだけで脚がつるのではないかと思えるほど、脚に力が入り、しまっているので脚の筋肉がずっと出ている状態。脚の付け根からしっかり動かすムーブメントが多く、ダイナミック、違いを見せつけました。写真でも脚の筋が見えるでしょう。

20160814_130636
20160814_130812
20160814_131141

 

E: 9.8  9.8  9.8  9.7  9.8  29.4000
A: 9.7  9.7  9.8  9.8  9.8  39.0667
D:                        29.6000
Total:                    98.0667
20160814_131119
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そして、予選フリールーティーンの最終順位は以下の通り。

1位、ロシア
2位、中国
3位、日本
4位、スペイン
5位 ウクライナ
6位 イタリア
7位 カナダ
8位 フランス

20160814_131746
さあ、この予選フリーをいかに戦ったのか、ミックスゾーンでのコメントです。
井村雅代コーチ:
「実はまだプールパターンがちょっと狂ったのと、まだ合わせられるところがあります。スピンの部分で面が合わなかったので、まだ合わせられます。」Q:力強かったです。
乾:「どんな今まで出た大会よりも一番練習してきたので、本当に出し切るだけだという気持ちで今日は泳ぎました。」Qスコアーがウクライナを上回りました。すべて、エクスキューションもアーティスティックも、ディフィカルティーも
乾A「今日はオリンピックの日本チームの第一回目のスタートだったので、この勢いを絶対に明日明後日につなげていきたいですし、まだ始ったばかりですのでしっかり明日のテクニカルに向けて集中していきたいと思います。」Q:このウクライナとの点差はどうですか?井村コーチA:「93と94と違うランクに乗ったのは、始まったばかりですが、日本チームにとっていい印象を残したかなと思います。始まったばかりで勝てば半分、つぎのことで逆転もできますから。」

Q:ウクライナを上回りました。三井:「まだ決勝が終わっていないので、何とも言えませんが、練習は今まで以上にやってきたので、それを出すだけと思ってやっています。」Q:今日はドキドキしていませんか?

三井「プールの環境とかもいろいろ変わって、試合前日にもいろんなことがあったんですけれど、やってきたことは今助けるしかないので。」Q:プールの水替えで昨日練習できませんでしたものね。
乾:「すごく早くからこの会場で私たちは練習することができていたので、不安なく連取できたことがよかったと思います。」
晴れ晴れとした表情の三人。
さあ、シンクロ二日目ははテクニカルルーティーンです。
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