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スポーツを動かしていくのはいつも人の情熱!

投稿日:2015年12月25日 15:45

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オリンピックのたびにカーリングが静かな注目を集めます。

個人的にこのスポーツは、実に深く、面白いと思ってみています。

軽井沢国際カーリング大会が、ワールドカーリングツアー(WCT)に組み込まれ2度目の大会を先週終えました。ロシアなどの強豪も集う中、小笠原歩さんの北海道銀行が劇的な展開で優勝を果たし、カーリングの面白さを教えてくれました。

ワールドカーリングツアーは北米やヨーロッパを中心に行われており、8月から翌年の5月まで男女合わせて100大会以上が組み込まれています。その一つに日本の大会が入った意義はとても大きいと思います。日本でトップクラスのカーリングが見られるだけでなく、日本の選手もそれにつられて実力アップが期待できます。

日本の大会を世界のツアーに組み込むことに尽力してきたのはオリンピックのカーリング解説で名をはせた小林宏さん。「軽井沢カーリング会議」と称される会議で検討されたこのテーマを、小林さんが何度もカナダに足を運び、実現するまでにこぎつけました。

私も小林宏さんの情熱にほだされて「軽井沢カーリング会議」のメンバーとなっています。会議ではカーリングをどうやって広めていくか、スポーツの原点の楽しみやファミリーでの楽しみ方やコミュニティーの活性化など多岐にわたる話が展開されます。

なぜ「軽井沢会議」なのでしょう。

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それは、1998年長野オリンピックのレガシー(遺産)からです。長野五輪でカーリングは軽井沢で行われました。その歴史をつないでいこうと、軽井沢町が中心となって計画し、風越のスポーツセンターに国内最大級の素晴らしいカーリング場が2013年3月下旬に完成しました。それと前後するようにして、カーリングというスポーツを通じて、日本のスポーツを考える会議を開いていこう、ゆくゆくはスポーツ界のダボス会議のようにしたいと小林宏さんが提案して作られたのです。

 

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ワールドカーリングツアーに日本の大会が組み込まれてきたのをきっかけに、アジアパシフィックカーリングツアーを作っていこうという動きも出てきました。アジアのレベルはまだまだ高くないために、ワールドカーリングツアーのデヴェロップメント(WCT-D)と位置付けられていきます。

こうした動きの中で、新しいカーリング場も次々にできているようです。

日本のカーリング場は北海道に多くあります。札幌、帯広、北見、名寄、妹背牛、そして、本州では青森、長野の御代田町、軽井沢、山中湖等です。さらに今年9月に、盛岡にもカーリング場ができました。

新しいカーリング場が作られ、利用されていく中には、必ずと言ってよいほど、情熱を傾けて普及に懸命になっている方がいらっしゃいます。

盛岡カーリング協会の理事長、小守林靖一さんは岩手県高度救命救急センターに所属され、ドクターヘリにも乗る脳神経外科の専門医です。日本体育協会の公認スポーツドクターでもある小守林さんが、盛岡市アイスリンクについて熱心に語ってくれました。

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今年、平成27年の9月19日に盛岡市にカーリング先勝シート2シートとアイスホッケーリンク一面を備えた通年型複合氷上競技施設が完成。盛岡駅からタクシーで10分の便利なところにあるそうです。

ソチ五輪の代表になった苫米地美智子さんが氷の質のコントロールを常時行っているとのことで、一度ここでカーリングをした人は、「盛岡が恋しい!」とラブコールを送ってくれるほどだそうです。カナダのビクトリア市と姉妹都市となっていることもあり、その交流事業でカーリングの試合も行われました。

そもそも盛岡とビクトリア市の姉妹都市関係のきっかけは、盛岡出身でカナダのビクトリアで亡くなった新渡戸稲造です。「願わくは、われ太平洋の橋とならん」の言葉で有名ですが、小守林さんは「カーリングで太平洋に橋を架けたい」と意気込みます。

盛岡のこの会場でアジアパシフィックカーリングツアーが行われる日も遠くないかもしれません。

 

スポーツというと選手やコーチにばかり陽が当たりますが、その選手たちが活躍できるのもこうした場を作る人々が存在するからです。

今、日本にはスポーツを日常の生活に取り込もうと、全国に3500ほどある総合型地域スポーツクラブなどが頑張っていますが、その一つ一つにも、こうして情熱をもってスポーツの普及にあたっている方がいらっしゃるのですね。

するスポーツ、見るスポーツ、そして、支えるスポーツ。場を作ってくださる方々に感謝です。

ということで、私のカーリング体験写真をご披露。

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失礼いたしました! 汗・・・

 

 

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カーリングを楽しむ!

投稿日:2015年12月18日 13:14

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カーリングって本当にスポーツなの?という疑問をお持ちの方も多いと思いますが・・・

大変です。内側の腿の筋肉が痛くて痛くて、さらにはきゅっつきゅっきゅ腕を動かして、肩甲骨周りもじんわり。

さらには頭もしっかり使うし・・・カーリングを体験した時の面白さと翌日の筋肉痛や今でもしっかり覚えておりますよ!

 

さて、12月17日木曜日から20日の日曜日まで、「ワールドカーリングツアー」の中に組み込まれた軽井沢国際カーリング選手権大会が行われています。

オリンピックになると俄然注目度が高いカーリングですが、普段から見慣れると、これが面白い!

 

カーリング娘として鳴らした小笠原歩さんもママさんになり、プレーが安定。家族のためにも頑張りたい!なんて言ってますが本当に素敵です。

ソチ五輪の代表にもなった「北海道銀行」の代表として若手を引っ張ってのプレーに注目ですよ。

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そして、トリノ五輪とバンクーバー五輪の代表として活躍した「まりりん」の愛称で知られる本橋麻里さんが旗揚げした「ロコ・ソラーレ」(LS北見)

昨シーズンはソチ代表の吉田知那美を補強し、さらに今シーズン中部電力4連覇時のスキップ藤澤五月の加入に成功。盤石の体制ができました。

本橋さんは目下出産直後のため産休ですが、この軽井沢からフィフスとして遠征に帯同します。

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オリンピックに出場して、その後、結婚出産を経てまた競技に復帰できるなんて素敵ですよね。

生涯を通じてかかわれる、しかも、本人が望めばトップでやっていけるというスポーツってそうあるものではありません。

カーリングはそんな稀有なスポーツの一つでしょう。

 

相変わらず美しい選手たちのロシア。副業でモデルをしている人達ですからね。

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テレビで見ているのにはなかなか面白いスポーツだと思いますよ。

BS朝日で中継中です。ちょっと見てみてくださいませ!!

送時間などはこちらから

http://www.bs-asahi.co.jp/curling2014/

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柔道MIND世界に広がる!

投稿日:2015年12月10日 10:00

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全日本柔道連盟のMINDプロジェクトが開かれ、その冒頭全柔連副会長の山下泰裕さんから実に興味深いお話がありました。

日本で行われた大会の合間にMINDプロジェクトのビデオを流したところ、国際柔道連盟(International Judo Federation、IJF)の関係者がとても興味を示し、これは何を意味しているのかと聞いてきたそうです。

そこで、MINDプロジェクトは柔道の心を今一度大切にしようというプロジェクトで、MはMannersで礼節、 IはIndependenceで自立を表し、NはNobilityで高潔、DはDignityで品格を示すことを伝えたそうです。

もう少し詳しく説明するとMは礼節で、礼儀を尽くす、相手を尊重することなど。

Iは自立で、独り立ちすること。

Nは高潔で、正しいことを考え行うこと、気高さ。

Dは品格で、その人に感じられる品、気高さを表します。

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国際柔道連盟のビゼール会長もこのプロジェクトの趣旨にいたく感動し、国際柔道連盟でもこの精神を大切にしていこうということになり、相手に対する尊敬の念や礼などをアスタナの世界選手権以降、積極的に取り入れていくことになったそうです。またマナーの悪いコーチには資格停止にする措置も取られるようになりました。

 

もともとMINDプロジェクトは日本の女子ナショナルチームメンバーに対するコーチの暴力問題から、その対策を講じるために作られた「全日本柔道連盟・暴力根絶プロジェクト」から生まれました。暴力根絶からさらに一段階進めて、より良い柔道人を育成する大切さを説こうと名称変更したものです。まだまだ日本国内でも十分に浸透しているわけではありませんが、日本と同時に世界でもこの運動が広まっていくことはとても大切なことだと思います。

柔道は喧嘩ではありません。国と国の代替戦争でもありません。また、勝つことだけを希求するものでもありません。

 

柔道を作った嘉納治五郎師範は、柔道の精神として「精力善用、自他共栄」を説いてきました。

MINDのMとIの礼節と自立は自他共栄に通じる社会性を持つもので、NとDの高潔と品格は精力善用に通じる個人的倫理です。

フランスでは子供たちの躾の一環として柔道を習わせる親がとても多くなっています。本来の柔道の精神がフランスでは今でも大切にされています。

しかし、日本で生まれた柔道は、いつしか勝つことだけになってしまい、その心を忘れてしまったようです。

暴力問題はこうした柔道の変質から生まれました。

本来の姿に柔道を再生させようと生まれたMINDプロジェクトが、また世界に伝播してくことはとてもすてきだと感じました。

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また、MINDプロジェクトがもとになって全日本柔道連盟で発刊するようになった雑誌「まいんど」も、毎回手に取ってみるのですが、とても素敵な雑誌になっています。指導者のいる道場に2冊ずつ届けられているそうですが、一般の方も1000円で、10冊を年4回、購入できるそうです。興味のある方は全日本柔道連盟に問い合わせてみてください。

暴力問題をきっかけに、それをより良い方向に向かわせる努力は並大抵ではありません。しかしこの機を逃すと、柔道の将来はないと関係者は真剣です。ちなみに、私も暴力根絶プロジェクトからこのMINDプロジェクトまで、委員の一人として参画していますが、毎回皆さんの熱意には圧倒されています。

世界の柔道人がMINDを合言葉にする日が2020年ごろに来ることを祈っています。

 

 

 

 

 

 

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