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選ばれし者のミッション!       

投稿日:2015年05月25日 06:27

7月にロシアのカザンで行われる世界水泳のメンバーが出そろいました。

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昨日はその決起集会。大阪で合宿中だったシンクロナイズドスイミングの選手たちも日帰りでやってきて、ご覧のような70人余りが勢ぞろい。競泳、飛込、水球、シンクロ、オープンウォータースイミング、すべての種目で男女選手が出場するのは史上初めてです。

世界水泳のためにロシア入りする日程も種目によって異なるため、全員が集合するのはこの日だけ。最後は全員で円陣を組んで、心を一つにする「ワンパ」と呼ばれるニッポンコールを行いました。

さて、辰巳の競泳のジャパンオープン最終日に行われたこの催しですが、会場に足を運んでちょっと驚いたことがありました。競泳選手のインタビューというのはなかなか難しいというのが私の印象でした。泳ぎ終わったばかりの選手に、レースのことを振り返ってもらうのですが、息が上がって、まだ感情が高ぶっている中で、冷静な分析をしながら、自分のことを語るのは簡単なことではありません。

ところが・・・みんな、しっかり答えているんです。それも実に興味深いことをちゃんと喋っています!

聞き手がうまい? もちろんそれもあるかもしれませんが・・・(ちなみにこの日は宇佐美アナウンサーでした。)

それよりも、こうした中で自分の言葉で喋るということが選手たちにとって当たり前になってきているのでしょう。そこに慣れと自己アピールをしっかりしたいという意識を感じたのです。

テレビ朝日が初めて世界水泳を中継したのが2001年の福岡大会。それから2年ごとに大きな海外中継を行い、その合間には毎年ジャパンオープンの中継を行い、水泳選手を特集する番組もたくさん作ってきました。そんな中、取り上げられる選手たちの数も増えてきました。そうしたシーンをテレビで目にしてきた若手は、自分の番が来た時には、しっかり自分を語っていこうという意識も持ったことでしょう。

一時、スポーツ界で「メディアトレーニング」というものが流行し、私もJOCやバレーボール協会、なでしこリーグ等に頼まれて、日本代表選手たちに、「こういう答え方をするとよいですよ」と講義をしたことがあります。しかし、こうした講義よりも、習うより慣れろで、実践こそが一番のトレーニングになるのでしょう。

とにかく、一人一人の答えがしっかりしているのに驚かされました。

まあ、この日は良い成績を出した選手だけに話を聞いたので、そうなったのかもしれません。国際大会に行けば、失敗することもあるでしょう。どんな時でも、自分のことを言葉で表現できることは、その競技をより理解してもらうためにとても重要なことです。

選ばれた選手たちには、自分のことだけでなく、競技全体を次代の人に引き継ぎ、世の中の人に理解してもらうミッションがあることを忘れないでいただきたいと思っています。

世界水泳代表に選ばれた全員でニッポンコールを行う「ワンパ」で心は一つ。

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ただメダルという結果を求める気持ちだけでなく、選ばれし者という意識を高め、日本を代表するスポーツ選手である誇りを感じながら、思いっきり泳いでほしいと思います。

 

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スポーツも音楽も人生の友・・

投稿日:2015年05月19日 19:46

人生で初めてミュージシャンの方にお話を伺いました。
1973年神田川で一世を風靡した「かぐや姫」の南こうせつさん。
BS朝日の「ザ・インタビュー~トップランナーの軌跡」の収録でした。

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大分のお寺に生まれたこうせつさん。
かつてお寺はみんなが集まる集会場のような場所でした。
そこで歌がうまかった少年は、宴会があるたびに歌をリクエストされて「坊主うまいな!」とお褒めをいただいたとか。

ギターと出会い、洋楽と出会い、フォークと出会い、そのたびに、胸が震えるような感動をしてきたといいます。
楽しくて楽しくて、ラジオから流れてくる曲に耳をそばだて、英語を覚え、コードを覚え、いつしか音楽が人生の友になっていきました。

今でも、南こうせつさんは年間80回を超えるコンサートをこなしています。

かつて神田川が売れて、一気に長者番付トップ10にまで上り詰めた若者は
「きっと、これは人の役に立つことをやれと神様仏様がおっしゃっているんだろう」と思ったそうです。

こうせつさんの野外コンサートに先日お邪魔してきました。
聴衆の平均年齢は65歳でしょうか。
団塊の世代の人々が、彼の歌を聴きながら、一気に時をさかのぼっているのです。
ご夫婦でいらしている方も多かったですね。

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若かったあの頃・・・
歌の歌詞そのものに自分の青春を重ねているのでしょう。

こうせつさんの話を聞きながら、スポーツも若い時から、楽しくて楽しくて自己流でも続けてきた人は、オリンピックに行くことはないかもしれないけれど、みんなでスポーツを楽しみながら、一生スポーツを友として生きるように思ったのです。

過去のオリンピック選手には、引退したとたんにその競技を見たくもないと言って去っていく人が意外と多かったように思います。
才能を見込まれて、自分の意思とは別に、知らぬ間にトレーニング漬けになってきた人もいたことでしょう。
どこかにやらされている感があったのかもしれません。

子供の時に、何とどう出会うか、それを自分流に人生に反映させていくか、スポーツと音楽の差はあれど、何か共通するものを感じてしまいました。

人生を豊かにしてくれるもの、それを文化と呼ぶのであれば、音楽も、スポーツもまた文化であってほしいと願わずにはいられません。

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東京2020オリ・パラには文化教育プログラムもあるんですよ~

投稿日:2015年05月13日 20:20

近代オリンピックを作ったといわれるフランスのクーベルタン男爵は、スポーツ・文化・教育の3つの柱を重視していたといわれています。
東京2020オリンピック・パラリンピックでも文化教育プログラムは展開されていきます。

今日、4月13日、虎の門ヒルズで、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会・第一回文化・教育委員会が開かれました。

気になるのはメンバーですね。こちらがその一覧表です。歌舞伎の市川海老蔵さん、タレントのSHELLYさん、コシノジュンコさん、落語家の桂文枝さん、千宗室さん、さらには大学の先生方などさまざまな方がいらっしゃいます。

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それぞれの立場から1分スピーチをされました。
日本の伝統を世界に知ってもらうチャンスととらえる歌舞伎の市川さん、
東北で東日本大震災にあった方を支援している母親の立場でという今村さん、
アーティストの立場でというEXILEのHIROさん、
バレエを教えている立場で、また障がい者を教えている立場で発言したいという小山さん、
かつてジュニアオリンピックで走った経験を持つ写真家の織作さん、
画家で、子供のための出前授業夢アカデミーを実践している絹谷さん、
20年前アスリートのためにデザインを寄付したというコシノさん、
五輪の歴史研究をしている真田さん、
そして国を超えて伝えていきたいというSHELLYさん、
北海道の富良野でかつて演劇専門劇場を運営し、今は子供に芸術に親しませる仕事をしている篠田さん、
障がいを持つ子供たちは体を動かすのが大好きですからという杉野さん、
長野五輪の時に人生が変わったというセーラさんはオリンピックを日本全国で盛り上げたいといいます。
経済界から唯一の委員となった田中さん、
世田谷パブリックシアターで監督をする狂言師の野村満斎さんは「にほんごであそぼ」でしられていますが、いろいろやってみたいと意欲を見せます。
ゼロ歳児から社会人までの教育を手掛けてきた羽入さん、
企業と大学を結ぶ連携事業をしている深沢さんは大学生に頑張らせたいと言います。
小学生が主役になるようにという深竹さん、
中学生はあと5年後にオリンピックに出場する選手もいますよと夢を膨らませる松岡さん、
長野五輪の日本選手入場の曲を作った松下さんはアジアにでていくと2020年に日本でオリ・パラを行うことが知られていないと嘆いています。
また日本料理が世界の料理になりつつある今、選手村での料理が気にかかるという村田さん、
さらに、海外から見た日本の文化は今は漫画を抜きには語れないという山崎さんなど、それぞれの立場での発言がありました。

ロンドンの時には17万の文化教育プログラムが英国全土で展開されたといいます。今度はそれを上回る20万のプログラムを行っていきたいと委員長の宮田さんは意気込みます。日本全国でお国自慢のプログラムが展開され、開会式にはみんなが浴衣を着て観戦する和のテイストで・・・などというプランも出てきたようです。

これから5つの作業部会(1:芸術、2:メディア芸術、3:伝統芸能など、4:初等・中等教育、5:高等教育など)に分かれて話し合いが行われ、そのあと全体の会議をもってリオオリンピック前には文化教育のアクション・レガシープランを決めたいということでした。

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これからどうなっていくのか、スポーツと同時にこちらも注目です。文化プログラムはリオオリンピックが終了すると、すぐに開始されていきます。

 

 

 

 

 

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 選手たちの進化!シンクロ日本選手権から

投稿日:2015年05月05日 14:13

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ゴールデンウィークに3日間連続で行われたシンクロ日本選手権が終わりました!
なんと、最終日の前売り券は完売。 会場はご覧のとおり。東京辰巳水泳場で行われたシンクロ日本選手権でこんな熱気は初めてだったような気がします。

お目当てはほとんどの方が、男女二人のペアで演技をするミックスデュエットだったのではないでしょうか。二人のエキシビション演技が行われる時間になると、女子選手たちが控室から次々にプールサイドに駆けつけ、みんなが足立夢実・安部篤史のミックスデュエットを見ようと普段とは全く異なる雰囲気になってきたのです。

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前日はジャッジの前で演技をして、かなり緊張して右手と右足が一緒に出てしまった安部さんですが、二日目は採点されないエキシビションということもあり、少し余裕ができたようです。
こちらの写真は演技を終えて記者会見に現れた足立さんと安部さんの二人。

よく見ると、安部さんのメイクが前日と変わっています。丹頂鶴のような赤いエクステはなくなり、メイクは眉が濃くなって少し男性らしさが強調されています。周りからこうしたほうがいい、ああしたほうがいいとアドバイスが山のように届いているそうでです。
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試合後の記者会見で驚いたのは安部さんからの言葉でした。

「一日前に成功した技が今日もできたと感じたが、実は失敗していたとコーチに言われた。自分の感覚では同じような感じだったので、その違いがわからない限り修正ができない。もっと感覚を研ぎ澄ましたい。」というような発言をしたのです。

シンクロナイズドスイミングというのは、ある意味とても特殊な競技で、自分で自分の演技が見えないものです。だからこそコーチの存在が重要になってくるのですが、選手にとっても、どんな感覚の時に成功して、どんな時に失敗しているのかという「感覚の引き出し」をたくさん作ることが要求されます。その日によって体調も変わってきますので、毎日の感覚の記憶の蓄積がいざという時に修正を可能にするのです。

この引き出しに関する話はアテネ五輪でデュエット銀メダルを獲った武田美保さんにかつて聞いたものです。安部篤史さんが本格的にシンクロを初めてまだ2か月で、ここまで考えられるようになってきたというのはアスリートとして驚異の進化を遂げている証拠かもしれません。また32歳という年齢が冷静に分析をさせるのかもしれません。これからが本当に楽しみです。

そして、もう一人進化を遂げた選手がます。
日本のエースとして、ソロ、デュエット、チーム、フリーコンビネーションの4種目に出場し、この3日間で10回演技をした乾友紀子さんです。

井村コーチが作ったそれぞれの作品は難易度や動きの速さがこれまでとは比べ物にならないくらい激しく、1日目に4回泳いだ大会初日の翌朝、体がバリバリになった感じで、いつもと全く感覚が違ってしまったそうです。そんな中でもどうすれば調整できるかを井村コーチと話し合った乾さん。気をしっかり持って、体を整えていく方法も伝授してもらったそうです。

この写真は、最後の種目デュエットフリーの決勝前、乾さんと三井さんと井村コーチの3人が手を取り合って、互いの気持ちを一つにしているところです。

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このデュエット決勝での演技はジャズのメロディーにのって、見事なものでした。厳しいコーチからも「よかった」という声が出たほどでした。

今回の日本チームは選手が10人ぎりぎりで、補欠がいません。7月に行われる世界水泳カザンで厳しいメダル争いをする中で、エースの乾さんが1種目でも欠けることは大きなマイナスになります。そう判断した乾さん自身が、日本選手として前例のない全種目予選決勝すべて出場、14回の演技を行う決意をしたというのです。その意味でも、3日間で10回の演技をしたこの日本選手権は乾さんにとって大きな経験となり、得るものも多い大会になったようです。乾さんの並々ならぬ決意に、周りの選手たちも自分たちができることをしっかりやって、少しでも乾さんの負担が軽くなるようにサポートしようと、さらに結束を強めているとのこと。

試合後、長い合宿と試合を終えて一時解散する選手たちが、互いにハイタッチをして笑顔で辰巳国際水泳場を後にしていく姿を目にして、心が熱くなった私でした。

 

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ミックスデュエット初のお披露目!

投稿日:2015年05月03日 18:19

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シンクロ日本選手権二日目、ハイライトは初のミックスデュエットのお披露目でした。
観客の前で演技をするのはトリトネスのショーで経験のある安部篤史さんですが、ジャッジの前で演技をするのは初めて。
その緊張で、安部さんは一昨日異常な緊張を覚えたとか。

今日は初めて胸まである衣装を身に着けて登場。肩のあたりをかなり気にしていました。
動きにくかったりいろいろ気になるんでしょうね。
髪に赤いエクステンションを付けてゼラチンで固め、自分でアイラインを入れて、メイクアップにかけた時間は30分。

あまりに緊張して、スタート台に進むときに、右足と右手が同時に出るなんば歩きで進んでしまったほど。
緊張していたとはいえ、その演技に関しては見事でした。演じることが本当に上手です。
吸血鬼ドラキュラが美女を襲うシーンの演技など、迫力がありました。
足立夢実さんとのコンビ演技の振り付けパートはばっちり。

ただ、シンクロナイズドスイミングの技術そのものとなると、まだまだです。
中盤から疲れてくると二人の同調性が合わなくなってきたり、安部さんの身体が沈みがちになるのが気になります。
しかし、側で見ていた井村雅代さんも、「いつも練習を横目で見ていたけれど、今までこんな好い演技を練習で見たことない。練習からこのくらいやってえないとねえ~」と褒めたり注文したりと笑顔でした!

7月下旬にロシアで行われる世界水泳で初めてミックスデュエットの試合が行われるのですが、日本のこの二人が、果たしてどこまで通用するのか・・・世界の情勢も気になるところです。

 

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井村ジャパンのシンクロ演技が明日からユーストリームで見られます!

投稿日:2015年05月01日 16:43

 この赤いシャツの背中は???
そう、ご存じシンクロナイズドスイミング、井村雅代コーチです。そ
の指導を受けているのはソロ、デュエット、チーム、フリーコンビネーションまで全種目をこなすキャプテン乾友紀子選手です。
今日は実にいい雰囲気でした。

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 明日5月2日から東京辰巳の国際水泳場でシンクロナイズドスイミング日本選手権が3日間にわたって行われます。
なんと、今回初めて、ユーストリームで動画がライブ配信されることになりました。
日本水泳連盟のウェブで是非ご覧ください。http://www.swim.or.jp/

7月下旬にはロシアのカザンで世界水泳が行われます。
メダル奪還を目指す井村ジャパンの今の演技がウェブでみられるなんて隔世の感がありますね。

日本水泳連盟の英断に感謝!

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