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選手とコーチの関係をアーチェリーから学ぶ!

投稿日:2016年08月13日 07:25

今回のオリンピックで、ひそかに注目していたのがアーチェリーでした。   

前回のロンドン五輪で、銀メダルを獲得した古川高晴さんが再び五輪に挑戦。

 

以前、アーチェリーの日本代表の方たちにメディアトレーニングをさせていただいたご縁で、今回女子の団体も含めて、しっかり見届けたいと、アーチェリー場に通っておりました。

 

1回戦、2回戦、3回戦と危なげなく勝ち上がり、今日の午後はベスト16からの試合でした。

 

これもさすがの安定感で勝ち、ベスト8の試合。

相手は米国のエリソンでした。

 

この準々決勝のあたりから、急に風が吹いてきました。

風を読みながら、試合を進めていきます。

 

1対1のマッチ。

1セット3射ずつ。4セットで競います。

 

古川さんは第一セット、9点、9点、9点

     第二セット、8点、8点、9点

 

これまで、場内コールで10!TEN とコールされていたことが嘘のように聞かれなくなったのです。

 

ようやく第三セット 10、9、8

    第四セット 9,10,10

 

調子が出てきたときは時すでに遅し。第一セットこそタイでしたが、第二、第三、第四セットを落とし、準決勝に進むことができませんででした。

 いったいどうしたというのでしょうか。

ミックスゾーンに戻ってきた古川さんの答えから、様々なことを読み取ることができました。

 20160812_160919

さすがに悔しかったのでしょう。

じっと遠くを見つめながら、言葉を選んでいました。

「ちょっと待ってください。負けた時のコメントは考えていなかったんで・・・・」

 

しばらくの沈黙ののち、口を開いてポツリポツリと語り始めました。

 

「風を読み間違えました。金コーチは右からの風と言ってくれたのですが、僕は会場に風が舞っていると思ってしまったんです。」「集中しきれていなかったということでしょうね。的の近くの風向だけ気にしてしまいました。」

一方、アドバイスをした金コーチの言葉が深かったです。

「確かに僕は風が右から吹いていると伝えました。しかし彼は違うと思ったんです。じゃあ、君の思うとおりにしなさいと言ってしまいました。」

 

アドバイスをするコーチと選手の立場や関係はそれぞれのチームによって様々です。

金コーチの言葉が素敵でした。

「じゃあ、君の思うとおりやりなさいと言ってしまったことは悔やまれはしますが、でもやるのは選手です。最後に判断するのは選手なんです。」

 

そう、それがスポーツなんです。

 

選手は自分が持つ経験や技術で最終的に判断をして競技をする。

コーチはあくまでもアドバイスをする立場にすぎないのです。

 

オリンピックのぎりぎりの場で、そのせめぎあいを経験した古川選手はまた一つ成長していくのでしょう。

 20160812_164014

 

ところで、今回のアーチェリーの会場は、サンバカーニバルが行われる場所でした。道を隔てた場所からは日曜に女子マラソンがスタートすることになっています。

 

高速道路から見るとこんな感じ。

年に一度しか使われないのでしょうか?

IMG_0157

 

実はこの観客席の下は学校になっているそうです。

普段は学校の校舎となり、カーニバルの時だけ祭りの場となる素敵な設計です。

 リオデジャネイロオリンピックの盛り上がりは、地元ではそれほどでもないと予想されていましたが、始まってみると、大変な大騒ぎ。朝8時過ぎからオリンピックパーク周辺はこんな状態です。

IMG_0152

 

そして、競泳が終わる24時ごろにも人々が公園にあふれかえっています。

 

IMG_0179

 

オリンピックは選手にとっては一生一代の勝負の時ですが、観客にとってはお祭りなのです。

 

ブラジルの人たちは、やっぱりお祭りが大好きな人たちなのですね。

 

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