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1964年東京オリンピック以来の入賞!

投稿日:2016年08月12日 20:09

メダルラッシュに沸く中、扉が静かに押され、新しい世界の光が見え始めたのが日本の女子体操競技。

1968年のメキシコ五輪以来の団体4位入賞を果たし、さらには個人総合でも大きな一歩がありました。

キャプテンの寺本明日香選手が、1964年の東京オリンピック池田敬子さんの6位入賞以来の8位入賞を果たしたのです。

入賞者には国際オリンピック委員会からが賞状が授与されて入賞者名簿に記録されることになっています。

入賞者というのは、以前は6位まででしたが、1984年のサラエボ冬季五輪、ロサンゼルス五輪から8位までと変わりました。

変わりはしましたが、表彰されることに変わりはありません。本当に寺本さんおめでとうございます。

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寺本明日香さんには、ロンドン五輪の時にもインタビューをして驚いたことがあります。

当時、五輪前年の11月にようやく16歳に達して国際大会に出場できる年齢になり、8月のロンドンを迎え、いきなり個人総合で11位に入賞したのです。その受け答えのはきはきとしたことに衝撃を覚えたほどでした。

「とにかく楽しかった!」と言っていましたっけ。

そのロンドンオリンピックから4年。

 

今回のリオデジャネイロオリンピックでは中京大学3年生、20歳となり、キャプテンを任されるようになったのです。

その重圧たるや大変なものだったようです。

その団体でメダルに後一歩の4位入賞を果たし、次は自分の番とばかり、個人総合でもいつものようにミスのないしっかりした演技で8位入賞を果たしたのです。

140センチの小さなリーダー。

ロンドンの時には、まだまだ自分のことだけで精一杯でしたが、今回は、チームのことを考え、どうすればみんながやりやすくなるかまで、しっかり考えての行動でした。

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個人総合の後、ミックスゾーンに来た寺本選手のコメントです。

 

「ロンドン(五輪)から、(世界選手権の)ベルギーや南寧やグラスゴーで戦ってきて、4年のサイクルって本当に運だなと思いました。私の場合、その運がしっかり来たということです。感謝しかないです。

たぶんみんなからの応援だったり、自分のコンディションやモチベーションもあるだろうけれど、あと、キャプテンにしっかりなって、ロンドンとは違う思いでやることができました。」

Q:ロンドンの時は個人総合11位、今回は8位、それもキャプテンでした。

「 試合をやる前のプレッシャーも違いました。ロンドンの時は緊張もしたんですが、そんなにプレッシャーもなかったです。しっかりやればいいなという感じだったんですが、今回は団体決勝も、個人決勝もすごく緊張して、早く終わりたいと思っていたんですが、終わった時には、ああ面白かった、もう一度やりたいという気持ちになりました。それぐらいなんかロンドンとは違う楽しさと感動があって、私たちにとってはいい思い出になりました。」

 Q:8位入賞ですね。おめでとうございます。

「池田先生ぶりだそうなので、そういう尊敬される人になりたいです。これからも。」

 

一言一言が自分をしっかり分析し、客観的に話をしてくれた寺本さん。

 

その寺本キャプテンの様子をじっと見ていた宮川選手が試合後こう話しました。

 

「寺本さんの様子を見ていて、ああキャプテンはこうあらねばならないんだとよくわかりました。次回東京では私がチームを引っ張っていかなくちゃいけない立場になると思うので、とても勉強になりました。」

 

オリンピックは日常ではとても味わうことのできないほど濃い時間です。

そこで選手たちは大きく大きく成長していくのでしょう。

素晴らしい「人を育ててくれる場」だと感じました。

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<寺本明日香さんは左端。チームで一番小柄です>

 

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