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スポーツを科学で分析すると・・・

投稿日:2015年04月30日 20:09

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スポーツの切り口は多様です。あなたはどんな側面からスポーツを見るのがお好きですか?

スポーツの持つドラマが好きな方は、そのストーリー性をはらはらどきどきどきしながら楽しむでしょう。筋書きのないドラマはそれだけで「文学的要素」をはらんでいます。さらに家族だけが知る選手の努力や葛藤など、隠れたストーリーをを知ることでそれまでスポーツに興味のなかった人が突如選手を見る目が変わってくることもあるでしょう。

選手が何をきっかけにどのように成長していくか、それを知ることはスポーツを「教育的な側面」から見ることでもあります。「あくしゅ、あいさつ、ありがとう」などスポーツが持つフェアプレイ精神は子供たちの教育にとって重要なものです。また、選手の自立性をたかめ、高いパフォーマンスを促すコーチングは教育現場や職場教育の手本にもなりうるものでしょう。

最近は経済産業省もスポーツに着目し、スポーツの持つ経済効果を期待しています。スポーツとお金の視点は現代のスポーツを切るときには欠かせなくなっています。スポーツを取り巻く環境は「経済的側面」を抜きには語れません。

また、スポーツの勝利への戦略を企業研修などでも使用するなど、スポーツを「成功へのロールモデル」としてみる方法も昨今の流行でしょう。

スポーツを「社会的側面」から見て、その効果を期待する人々も少なくありません。スポーツを通じて社会のコミュニティーを再構築していこうという動きも世界中で起きています。もちろん日本でも。たとえば日本全国に3500ある総合型地域スポーツクラブはその端的な例でしょう。スポーツを通して、人々の絆が深まりコミュニティーを再生してきた地域は少なくありません。

その他にも、スポーツによる社会貢献や外国とのつながり、スポーツと健康、スポーツと食育などスポーツを巡る切り口は多岐にわたります。

そして、もう一つ、この30年で劇的に変化してきたのが、スポーツを「科学的側面」から分析していく見方です。画像分析はもちろんのこと、最近ではDNA分析も行われ、限りなく医学に近づいてきています。そんな中「スポーツサイエンスマガジン」という雑誌がベースボールマガジン社から創刊され、私も雑誌の最後のページにコラムを担当させていただきました。

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今回は理学療法士について執筆しました。医療分野の国家資格保持者である理学療法士、PT(Physical Therapist)が、今、スポーツの現場で非常に興味深い仕事をしています。ハンマー投げの室伏広治選手、シンクロナイズドスイミング井村ジャパン、プロ野球など、理学療法士の存在によって驚く効果を上げているのです。ただ、もともとが医師の指導の下で人間の正しい動きをチェックする医療従事者ですので、スポーツの現場で仕事をするためには法律などの壁が立ちはだかっているのも事実です。それを何とか乗り越えて、スポーツ現場に彼らが来てくれることで、選手の怪我は劇的に減っていくでしょうし、パフォーマンスの向上も見込まれるのです。

詳しくは、是非雑誌をご覧ください。

このようにスポーツは単なる勝負事としてだけではなく多様な側面を持っています。楽しみ方も人それぞれです。2020年までに、日本の人々がより多くの切り口でスポーツを楽しめるようになることは、スポーツリテラシーを高めるという意味で非常に重要なことです。

テレビ番組がどんな切り口で、何を見せていけるのか、どこまで鋭く切り込めるのか、これまた一つの挑戦です。

 

 

 

 

 

 

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