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日本の女子はチームで強い!!

投稿日:2015年11月15日 15:57

ただ今、カナダのカルガリーでスピードスケートのワールドカップ・カルガリー大会が行われています。これは今シーズンのワールドカップ第一戦です。

 

カルガリーは高速リンクと言われているだけあって、世界中の選手が、夏場のトレーニングの成果をここで試して、自己記録更新を狙います。世界記録はこのカルガリーか、来週行われる米国のソルトレークシティーのどちらかのリンクでしか作れないとも言われるほどです。

 

さて、さて、こんなことを書いているのももどかしい!

 

先ほど、日本の女子選手たちがやってくれました。なんと、二種目で表彰台に乗ったのです。

まず最初に乗ったのが、女子チームパシュートの菊地さん、押切さん、高木美帆さんの三人です。

実はこの三人とも、パシュートに先立って行われていた個人種目でもそれぞれ自己新記録を更新していました。

 

特に高木美帆選手などは3000mと1000mの二種目で自己新です。

中学生でバンクーバー五輪に出場して日本中の話題をさらった高木選手ですが、次のソチ五輪では代表漏れしてしまいました。そんなショックや不調の長いトンネルをくぐりぬけ、4シーズン前の記録を更新したのです。表情はめちゃめちゃ明るかったですよ!

 

今シーズンはこの3人が一緒にナショナルチームに入り、オランダ人コーチのヨハンの指導を受けてきました。これまで別々の実業団に所属していたときにはできなかったチーム練習もみっちりできたそうです。その甲斐あって、なんと、2:56:46日本新記録のおまけつき。それもこれまで記録を1秒近く上回り、オランダの世界記録に近づいてきたのですから、もう、文句なしの強さです。

 

ソチ五輪の不振の後、「ナショナルチームを作ってやってみましょう」と提案した日本スケート連盟の橋本聖子会長の面目もこれで立ったということです。さすがですね。

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そして、そのあと、このワールドカップで初めて公式レースとして行われたチームスプリントで、なんと、日本の女子が優勝してしまったのです。小平さん、辻さん、そして、神谷さんの三人です。

 

何せ、チームスプリントとはどんなものか、私たちもルールもよくわからないままに撮影していて、あれっと気づいたら、なんと、日本チームが優勝していたのです。大会を仕切るISU国際スケート連盟にもまだルールが確立されていないということで、優勝した日本の記録が世界記録にならなかったのはちょっと残念です。

 

短い距離のスプリンターの「数」では世界に引けを取らない日本。それがものを言いました。

辻さんはソチ五輪の後、やめてしまおうかなと悩んだ時期もあったそうです。燃え尽き症候群だったのでしょうか。しかし、中学生と一緒に滑った時に、自分もあの頃はとっても楽しんでいたなあと突然目覚めたのだそうです。この夏はカルガリーに単身でスケート留学。英語もスケートもしっかり身に付けて、練習も生活もエンジョイしています。

 

そして、神谷さん。よく戻ってきてくれました。ソチ五輪の代表選考会で選ばれず、スケート界から姿を消してしまった1年間がありました。でもそれがよかったようです。スケートのない生活の中で「やっぱり私はスケートが大好き」と確認できたそうです。今回のワールドカップ、自己記録も更新し、もう気持ちはピョンチャンに向かっています。

日本のエース、小平奈緒さんが、「ほとんど練習はしていないけれど、みんなで話し合いながらやりました」と語ってくれましたが、こうした、みんなで相談しながらやるという作業は日本人にはとても向いているのかもしれませんね。

 

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日本は長い歴史の中で同じ言葉を話す同一民族の国として成り立ってきました。

稲作などは、上流から水を引いてもらえないと何もできなくなってしまうため、村八分にならないように、互いに気を使って生きてきた歴史があるからでしょうか。

一人だと、自分が思っていることをなかなか口に出せず、シャイな選手が多いスケート界ですが、チームになると日本人が培ってきたDNAのよさが発揮されるようです。

 

確かにレースを見ていると、いろんなことに気づかされます。男子パシュートのオランダチームでは、「俺が行ってやる」という思いが強すぎたのか、全員が最初からガンガン滑って、途中で一人が転倒してしまうというアクシデントに見舞われました。

 

同じ競技なのですが、一人一人の身体の中に眠っているものが一気に出てきて、国によって違いが生まれてくるように感じました。

 

日本の良さはこうした「チーム競技」で発揮されることが、最近の大会を見ていると強く感じます。

さらに、今後、「チームも個人も強い」となるためには、何が必要なのか、きっといろんな分析がなされることでしょう。

 

いやあ、それにしても本当に興奮しました。

 

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コメント

 そうですよ。
 
 女子サッカーも強い、女子ソフトボールも強い、女子シンクロナイズドスイミングも強い、女子カリーリングも強いのですからね。
 
 日本のチームスポーツは女子が強いのです。

 あとは、女性の監督やコーチが多く出てくることを望むばかりです。

 

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