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バレーボールのワールドカップ これも演出なのねえ・・・・

投稿日:2015年08月28日 14:43

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1977年、日本で初めて開催されたバレーボールのワールドカップ。

女子は日本が優勝し、2位がキューバ、3位が韓国。 

MVPは白井貴子さん。ベスト6には日本から白井さん、前田悦智子さん、松田紀子さんが選ばれました。

男子の優勝はソビエト。2位が日本、3位がキューバ。 

MVPがポーランドのホイトビッチ。

ベスト6に日本からは田中幹保さんが選ばれ、ソビエトのサビンやセッターのザイチェフが選ばれていました。

この年にテレビ朝日に入社して、スポーツ担当となった私にとって、初めてともいえる国際試合のその模様は今でも鮮明に記憶に残っています。

本当に日本は強かった。そしてバレーも面白かった。

 

もう一つ。

観客が素晴らしかった。

自国だけでなく、相手の素晴らしいプレーに対しても惜しみない拍手が送られていました。

おそらく当時は日本の選手だけでなく、海外の選手の名前も観客の皆さんは覚えていたのだと思います。

そんな中から大きな賞が生まれました。

日本の観客のバレーボールの観戦態度にいたく感動した当時の国際バレーボール連盟の会長が、ユネスコに推薦状を書き、これがもとになって、「外国の選手に分け隔てなく喝采を送った日本の観客」に対して、ユネスコのフェアプレー賞が送られたのです。

観客に対してフェアプレー賞が贈られるなんて初めてのことでした。

その後、一度だけ1994年のリレハンメル五輪の観客に対して、この賞が贈られたことがありますが、それだけです。

それほど、日本のスポーツの観客は素晴らしかったのです。

そして、それをきっかけにワールドカップは毎回日本で開催されることになったと言われています。(真偽のほどは定かではありませんが・・・)

 

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しかし、今は全く違います。

観客は入場すると目の前で販売されている応援のためのスティックバルーンを買い求め、試合が始まると、そのバルーンを客席の最前列に陣取ったスタッフの先導に従って、皆、同じタイミングでたたきます。

会場の大型ビジョンにコールする文句が掲示され、それを見ながら、「ニッポン、ニッポン」と観客は同時に叫ぶのです。

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もちろん以前も「ニッポン コール」はありました。

「ニッポン チャチャチャ・・・」とチャチャチャのところで手を叩いていたのです。特に日本がピンチの時などにこのコールが自然発生的に生まれていました。

でも、相手の素晴らしいプレーに対しても大きな拍手が生まれていました。

 

久々に会場でワールドカップを見て、なんだか白けてしまいました。

確かに一生懸命のプレーには素晴らしいものもあり、オーと感動するものも少なくありませんでした。しかし・・・この会場を揺るがす一方的な音はいったい何なんでしょう。

 

これもテレビの演出の一つなのでしょうか。

こんな中でプレーをしなければならない海外の選手の気持ちを想像するだけで、悲しくなってしまいました。

 

「スポーツは自由な自己表現だから、やらせるスポーツから脱しよう」と、選手に自立・自律を求める昨今、本来自由意思に基づいて見に来る観客にももっと自律を!と思うのは私だけなのでしょうか。

 

 

 

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