カンヌ国際映画祭Day1続き  【森川 夕貴】
2019年06月03日

だいぶ時間が空いてしまいましたが…
カンヌ国際映画祭Day1の続きを書こうと思います。

街中を取材した後はいよいよカンヌ映画祭が行われているメイン会場へ。

0603②

0603③

そこに併設されているのが
『Film Market』と呼ばれる映画の見本市!

『Film Market』とは、
名前の通り『映画の市場』。
映画の権利が売られたり、買われたりするところです。
映画の配給会社に売り込むのが主な目的で、
映画祭と併設されるマーケットとしてはカンヌが世界最大なんです!
世界中の映画配給会社の人々が映画を買い付けに来る場所で、
映画1本、数億円のやり取りがここで行われています。
ひょーえー。すごい額が飛び交う場所です。

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どんな人が来ているのかインタビューをしたところ
1枚目はフランスの脚本家兼映画評論家で、売られている映画を見て
どれが面白いのかバイヤーにアドバイスをするため、この見本市に来たそう。
1日に12本も映画を見るとか。どうやって!(笑)

そして2枚目は韓国の監督。
この方は、今回は知り合いに会いにカンヌに来たそうです。
映画を出品している会社に次回自分の作品を買ってもらおうと
掛け合いに来る駆け出しの監督も多くいるそうです。
自分を売り込みに来ているのですね。

3枚目。インドのバイヤーです。たくさん映画を買ったとか。
インドではアクションが流行っているそうで
「アクション映画は片端から買い付けたよ」と話していました!

このようにレッドカーペットのすぐそこでは
映画にまつわる取引が行われているんですね。
ここで買われた映画を私も日本で見ていると思うと
なんだか不思議な感覚になりました。

カンヌ映画祭というと、
レッドカーペットを華やかな俳優陣や監督、
セレブリティーが歩くというイメージが強いですが、
すぐ隣では映画の売買が行われていましたよ!

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