真鍋小学校の桜  【森川 夕貴】
2019年04月08日

昨日は、『サンデーステーション』で
茨城県土浦市立真鍋小学校の桜をお伝えしました。
0408①
まさに満開!とっても素敵な桜でした。
0408②
実はこの桜、小学校の校庭の真ん中に植えられているんです。
全校集会を校庭で行うときには、桜で校長先生の顔が見えない時もあるとか。
(真ん中と分かる写真を撮り忘れてしまいました…)

この桜、なんと植えられたのが明治40年。
樹齢112年と、かなり歴史のある木なんです。
ソメイヨシノの樹齢は平均で80年。
桜の花だけ見ると若々しいんですが、
いつ枯れてもおかしくない状況で、
枝も折れていたりなど老化が進んでいました。

明治、大正、昭和、平成と常に子どもたちを見守ってきた桜。
そんな桜を令和の時代にも残したいと思い立った方が
世界初の“クローン桜”を作ることに挑戦したんです。
紆余曲折ありながらも数年かかって成功し
来年にもクローン桜が真鍋地区のどこかに帰ってくる予定だそうです。

0408③
中継に協力してくださった校長先生も、ここの卒業生だそうで、
「校舎は変わっても桜だけは変わらないんです。
真鍋小学校にクローン桜が戻ってくれるといいな」と話してくださいました。

昨日は満開で、休日ということもあり
お花見をしに小学校の卒業生の方もたくさんいらっしゃって、
小学校の桜を懐かしんでいました。

時代とともに変わっていくものが多いなか、
変わらないものがあるって素晴らしいですね。
クローン桜が小学校に戻ってきますように!

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