2014年01月26日 09:30

 こんにちは。“題名舞台裏ウォッチャー”キャンディーです。今週は今年になって初めての番組収録がありました。それもいきなり連続5週分!しかも、その5本目を収録した直後に、佐渡さんは羽田空港に直行し深夜便で渡欧という過酷なスケジュールとなりました。息もできないようなハードスケジュールです。いずれの内容も4月以降の放送なので、3ヶ月以上前倒しの収録なのですが、今一番ホットな音楽家・大友良英さんや、「音楽の大発見マン」宮川彬良さん、そして歌舞伎音楽を支える職人「附師」など、バラエティに富んだ内容を収録しました。どうぞお楽しみにされていて下さい。

 さて本日はおなじみ高嶋“クレーマー”ちさ子教授のご登場でした。ただし今回のクレームは非常にまっとうなご意見w!で、ヴァイオリニストが涼しい顔でいかに大変なことをやっているのかを紹介しました。
 ヴァイオリンはご存じの通りたった4本の弦しかないのですが、非常に豊かな表現力を持っています。実はこれだけさまざまなテクニックを合わせ弾いていいたのですね!一度見ただけでは覚えきれないほど、複雑な奏法ばかりでびっくりしました。
 奏法もそうですが、ヴァイオリンはギターと違ってフレッドがないため、音程も耳を頼りに作らなければいけないのです。単純な作りの楽器だからこそ、演奏家に求められる要素が多くなるのですね。そりゃ、3歳ぐらいから始めないと、なかなか自由に弾きこなせるようにはならないだろうな、と思いました。
 そんな音も表現も1から作らなければならない楽器だからこそ、スギテツのお二人が披露した「音の遊び」が誕生したのでしょう。特に有名歌手の歌をヴァイオリンで音マネした「扁桃腺のアリア」には爆笑!まるで歌声が聞こえてくるかのようなそっくり具合でした。是非、ものまね番組に出演して頂きたいです!言っときますけど、ヴァイオリンの岡田鉄平さんはヴァイオリンの超英才教育を受けたエリート奏者です!おそらく幼少期から毎日10時間くらい練習に練習を重ねていたであろうに、演奏する曲がこれでは…。親御さんは嘆かれていることでしょう…。とはいえ、それだけのテクニックを以て笑いに転じられるのです!
 音の発見って面白いですね。決まりきった練習をする中にちょっとした隙間で遊んでみるのは、大きな世界への入口になっているのかもしれません。

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