2011年07月17日 09:30
こんにちは!“題名舞台裏ウォッチャー”キャンディーです。
いよいよ昨日から、佐渡さんプロデュースの喜歌劇「こうもり」が始まりました。世界的カウンター・テノールのヨッヘン・コヴァルスキーを迎えた、絢爛豪華な舞台です。アナログ放送終了日の7/24(日)まで絶賛公演中ですので、この機会にどうぞ!
さて本日の放送は、第21回出光音楽賞受賞者ガラコンサートの模様をお送りしました。そもそも「題名のない音楽会」放送25周年の記念として生まれた賞ですが、毎年素晴らしい演奏家が受賞され世界的にご活躍されています。今年受賞された3名も、まさに世界が注目している方々です。
ヴァイオリンの南紫音さんは現在まだ大学4年生ですが、力強い弾きっぷりは貫禄たっぷりでしたね。一番緊張したのはトークだったそうで、演奏前に過度のプレッシャーを与えてすみませんでした!しかし今日のドレスもとても素敵でしたね。デザインをご自身でなさるとお話されていましたが、聴いて美しい、見ても美しいヴァイオリンでした。
指揮の山田和樹さんは、とてもおおらかなお人柄でした。日本でのお仕事はマネージャーさんがおらず、すべてご自身で対処されていましたが、非常に几帳面かつ丁寧なご対応でびっくりしました!コンサート出待ちの女性ファンが大勢いることがうなずける、懐の深さを感じました。音楽にもその魅力がにじみ出ていましたね。
そして箏の片岡リサさん。大阪弁バリバリの、威勢のいい方でしたよ。とても現代的なべっぴんサンなのですが、箏は十三弦という、最も古典的かつ伝統的な箏で弾くことに強いこだわりを持っていらっしゃいます。そのためか「アメイジング・グレイス」のような洋楽も、西洋に合わせて弾いているというより、西洋のいいところを箏に取り入れて演奏しているような伸びやかさを感じました。しかもものすごい美声ですよね。地元関西では、オペラ歌手としても舞台に上がっているそうです。
7週に渡りお送りしていました「出光創業100周年記念企画」、まさに最後を飾るのにふさわしい内容でしたね。個性的で伸びやかな感性をお持ちの若い方が、これからもどんどんご活躍されることをお祈りします。
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出光音楽賞で、一首。
これからの音楽担う人材を育て育む出光賞よ
日曜日は忙しかったので、録画してさっき見ました。山田さんの料理の写真が映ったとき、一瞬、なんだか不思議な文字を見たような気がして、映像を戻して、一時停止して見直すと…
「揚げない揚げ出し豆腐」?
レシピを知りたいです…(笑)
今日は鳥取で行われたN響のコンサートに行ってきました。樫本大進さんのソロを生で聴き、感激しました。佐渡さんのファンになったおかげで、オケをさらに楽しく聴けるようになりました。生の上質な音楽に接することが少ないのですが、題名を通じてもっともっと自分の感性を磨いて、音楽をより楽しみたいと思います。佐渡さあん!ぜひ山陰ツアーをお願いしまあす!
ブザンソンで優勝された山田さん、日本ではあまりお目にかかることはないので、テレビで拝見することができうれしかったです。ブザンソンで優勝された方は実は結構いらっしゃるんですよね。海外で活躍されて、ぜひその実力を日本で披露していただきたいと思います。南さんのバイオリンの音色にも聞き惚れました。そして琴とオケの競演も素晴らしかったし、楽しめました。宮城道雄さんてすごい!編曲した方のお名前はなんと小学校の校歌を作曲した方のお名前でした。びっくり!
三人とも、素晴らしい演奏家です。今後に期待したいですね。
池辺さんの涼しいギャグと、この番組では久しぶりの秋山さんは、嬉しかった。
佐渡さんがこの賞を受賞されて、もう20年近く経ったんですね。