ミテシル日記

それぞれの個性がスパークル！日本ヴァイオリン界３人のパイオニアが夢の競演！

2014年12月14日

 

ハロー、エブリボディ！　番組レポーターのペンシルです。

 

今日の放送は、日本ヴァイオリン界きっての人気者、葉加瀬太郎さん、古澤巌さん、高嶋ちさ子さんの３人による、ちょっと濃いめ（笑）の初競演でした。一緒に聴くからこそ分かるそれぞれの個性際立つ演奏、ボケたりツッコんだりまるでコントのような楽しいトーク、加えて今回は舞台の飾り付けがクリスマス仕様ということで、一層華やかなステージでしたね。

 

そろって舞台に立つのは今回が初めてとのことでしたが、普段から良く知る間柄の３人。舞台裏も和やかな雰囲気でした。その中でも、もっともリラックスされているように見えたのは、古澤さんです。先輩ということもあるのでしょうが、葉加瀬さんと高嶋さんが口を揃えて言った言葉が、ペンシル的には腑に落ちました。それは、

 

「宇宙人」。

 

大きな髪型の葉加瀬さん、辛口の高嶋さんというインパクトの強い２人に隠れるように（？）、ひょうひょうとマイペースな古澤さん。放送の中に、

 

古澤「ヴァイオリンケースを開けたら弓がない…ってことあるでしょ？」

葉加瀬＆高嶋「ないです！」

 

と、２人から即座に否定される場面がありましたが（笑）、この会話に象徴されるように、本気なのか冗談なのか良く分からない、つかみどころがないというのが、ペンシル的考察による古澤さんの持ち味。そして気がつくと、この不思議なペースにみんな乗せられているあたりが、宇宙人と称されるゆえんなのではないでしょうか。

 

さて、このケースを開けたら弓がなかったというお話の続き。結果として、急場しのぎに使ったチェロの弓がしっくりきたという、ケガの功名というか、ひょうたんから駒というか、古澤さんの宇宙人度（笑）を良く表しているエピソードなんですが、放送にならなかった部分で、

 

「短めの弓が自分の体のサイズに合っている」

 

と、しっくり感じた理由の一つをお話ししてくれました。番組をご覧のみなさんでヴァイオリンの弓に違和感を持っている方、一度チェロの弓を試してみてはいかがでしょうか？　ちなみに、葉加瀬さんと高嶋さんは「絶対に弾けない！」とおっしゃっていましたが……。

 

今年の放送も残すところあと２回。次回はこの３人が、豪華世界旅行へ連れて行ってくれるそうですよ。もしかしたら宇宙まで連れて行ってくれるかも？　楽しみですね。

 

それではまた次回。スィーユー！

 

（ペ）