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高嶋ちさ子のわがまま音楽会~チェロ&ヴァイオリン!スーパーコラボスペシャル

投稿日:2020年01月18日 10:30

今週は高嶋ちさ子さんがプロデュースする2組のグループ、12人のヴァイオリニストとスーパーチェロ8のみなさんにご登場いただきました。曲はいずれも親しみやすい名曲ばかり。それぞれヴァイオリンとチェロによる華麗なテクニックが散りばめられていて、聴きごたえがありました。
 なかでも驚かされたのは、チェロの江口心一さんによる「熊蜂の飛行」ならぬ「ぐるん蜂の飛行」。ヴァイオリンの速弾きで人気の高いリムスキー=コルサコフの「熊蜂の飛行」を、電動立ち乗り二輪車上で演奏する離れ技を披露してくれました。チェロで速弾きするだけでもすごいのですが、まさかあんなふうに回転しながら弾けるとは! 江口さんはこれまでにも番組で、通常の速弾きや、立って演奏する速弾き「立ちん蜂の飛行」を成功させてきましたが、驚異の新技が誕生しました。熊蜂→立ちん蜂→ぐるん蜂の「速弾き三部作」の完成です。
 最後に演奏されたエルガーの「威風堂々」は、高嶋ちさ子さんと12人のヴァイオリニスト、スーパーチェロ8の総勢21名によるアンサンブルでした。もうこれだけの人数になると、ほとんどオーケストラといってもいいくらいの音の厚みが出てきますね。
 「威風堂々」の作曲者はイギリスのエルガー。行進曲として書かれた曲ですが、中間部のゆったりしたメロディが特によく親しまれており、この部分のみを取り出して「希望と栄光の国」の題で歌われることもよくあります。もちろん「希望と栄光の国」とはイギリスを指しているのですが、日本人であっても曲が持つ威厳と高揚感に思わず背筋が伸びます。
 クライマックスではスーパーチェロ8が立ち上がって演奏。チェロが立って演奏する姿を彼らのほかに見たことはありませんが、ひょっとすると、これから流行するのかも!?

飯尾洋一(音楽ジャーナリスト)

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