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吹奏楽で聴くスピッツの音楽会

投稿日:2019年09月21日 10:30

今週は高校吹奏楽の名門校がJポップの名曲にチャレンジする恒例企画。2017年の山下達郎、2018年の松任谷由実に続いて、2019年はスピッツの名曲をとりあげました。会場となった東京文化会館は、普段はオーケストラやオペラ、バレエなども上演する約2300席の大ホールです。広大な空間いっぱいにパワフルなサウンドが鳴り響きました。
 スピッツの草野マサムネさんから高校生たちへのメッセージをいただきましたが、この文面がすばらしかったですよね。特に「河原の石みたいだった曲を皆さんがていねいに磨いて磨いて、新たな宝石にしていただいた」という表現にはグッときました。「河原の石」とは謙遜で、実際にはスピッツの曲はとても洗練されていると思うのですが、どんな曲、どんな音楽であっても、他人が演奏することで、作り手の想像を超えた形で磨かれ、やがて時代を超越した「名曲」となってゆくのでしょう。
 演奏してくれたのは大阪の淀川工科高校、福岡の精華女子高校、東京の東海大学菅生高校の三校の吹奏楽部。淀川工科高校は「空も飛べるはず」で、のびのびとした歌心を感じさせてくれました。さまざまな楽器が活躍するアレンジも印象的。精華女子高校は名作「ロビンソン」を演奏。軽やかで透明感のあるサウンドは一服の清涼剤のよう。バランスのよい美しい響きが心に残ります。東海大学菅生高校の「チェリー」には、わきあがるような高揚感がありました。
 最後は三校合同での「優しいあの子」。収録時には演奏前に指揮の丸谷先生から「リハーサルではただ元気に盛りあがるんじゃなくて、ていねいに演奏しようと言ったけど、あれはナシ。せっかくの機会だから、思い切り盛りあがろう」といった趣旨の一言も。開放感にあふれたサウンドが生み出されました。

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