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オーケストラと夢をかなえる音楽会~夢響2019始動!

投稿日:2019年03月30日 10:30

昨年大きな話題を呼んだ「夢響」が今年も開催されることになりました。「夢響」はオーケストラと共演するという夢をかなえるための企画。どんな楽器でも、あるいは歌や指揮でも参加可能です。年齢制限も経験も不問。プロの音楽家や音大生であってもオーケストラと共演するチャンスは決して多くありません。でも、もしそんなチャンスがだれにでも訪れるとしたら、いったいなにが起きるのだろう? 「夢響」はそんな発想から誕生しました。
 前回同様、オーディションにあたっては書類審査がありません。応募者全員がオーディションに参加できます。親子やグループでも参加可。オーディション会場は昨年の4会場から6会場に増えて、北海道、宮城、東京、石川、大阪、福岡で開催されることになりました。今年もたくさんの応募が期待できそうです。
 昨年はオーディションを通過した10組が、オーケストラと共演する夢をかなえました。惜しくも通過できなかった方のなかにも、「えっ、こんな人がいるんだ」と驚かされるような応募者の方々がいて、音楽の裾野の広さを痛感します。音楽の感動とは、技術だけではなく、音楽と向き合う姿勢から生まれてくるものなんだなということを「夢響」は教えてくれました。
 「夢響」で夢を叶えたみなさんのその後を追った映像がありましたが、的場さんが地元熊本でサクソフォン・リサイタルを開いて、満席になったというのは嬉しい驚きでした。田久保さんは昭和音楽大学に特待生として進学。いつかまた別の形でステージ上でお見かけすることがあるかもしれませんね。
 今年も審査員を務める上野耕平さんと村治佳織さんが、ピアソラの「タンゴの歴史」より「カフェ1930」を演奏してくれました。タンゴの発展を20世紀の歴史に重ねて描いた名曲です。ノスタルジックな曲想が、夢や憧れをかきたててくれるようでした。

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