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植松伸夫が厳選!ファイナルファンタジー吹奏楽の音楽会

投稿日:2018年05月12日 10:30

今週はファイナルファンタジー・シリーズのなかから、植松伸夫さんにとって特に思い入れのあるファイナルファンタジーVIIの音楽をお届けしました。ファイナルファンタジーVIIがリリースされたのは1997年のこと。PlayStation用に発売され、大ヒットを記録しました。
 こうして曲を聴くと、ゲーム音楽ってすでに自立した音楽の一ジャンルになったんだなと感じます。ファイナルファンタジーVIIをプレイした人にとって懐かしい音楽であるというだけではなく、プレイしていない人も聴いて楽しむことができる音楽になっています。
 よく思うのですが、ゲームそのものは世代で愛され、ゲーム音楽は世代を超えて聴き継がれるものではないでしょうか。筆者のようなファミコン世代のゲーマーにとっては、ファイナルファンタジーといえば、まずIIやIIIを思い起こします。スーファミ世代、プレステ世代であれば別の作品を思い出すでしょうし、最近のプレーヤーならオンラインでプレイするファイナルファンタジーに親しみを感じるかもしれません。でも、ファイナルファンタジーの音楽は、世代にかかわらずに、ゲーム音楽の名作として聴かれているように思います。VIIをプレイしていないけど「片翼の天使」は聴いたことがある、といった方も少なくないのでは?
 ゲーム音楽の先輩格、映画音楽でも似たようなことが起きていると思います。映画「ゴッドファーザー」は見ていないけど、ニーノ・ロータの音楽は知っている。映画「スター・ウォーズ」に関心がなくても、ジョン・ウィリアムズのテーマ曲は聴いたことがある。そんな現象です。
 もっと遡れば、オペラにだって同じことがいえます。マスネのオペラ「タイス」は見たことがないけれど、劇中の「タイスの瞑想曲」は大好きだ、といったように。名曲はそう簡単には古びないんですよね。

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