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吹奏楽によるドラゴンクエストの音楽会

投稿日:2017年01月29日 09:30

数あるゲーム音楽のなかでも最高峰にあるのが「ドラゴンクエスト」の音楽ではないでしょうか。今週は「吹奏楽によるドラゴンクエストの音楽会」。「ドラクエ」こと「ドラゴンクエスト」シリーズを彩る名曲を、東京佼成ウインドオーケストラの演奏でお届けしました。指揮の大井剛史さんは本当に「ドラクエ」をお好きなんですよね。まちがいなく、ゲームへの愛情が演奏のクォリティにも反映されていたと思います。精彩に富んだすばらしい演奏でした。
 ゲーム音楽に求められる要素を、作曲者すぎやまこういちさんは「聴き減りのしない音楽」とおっしゃっていました。これはゲーマーならすごーく納得できますよね。ゲームでは場面ごとに同じ音楽をなんどもなんども繰り返して聴かなければなりません。お城に入ればお城の音楽、ダンジョンに潜ればダンジョンの音楽、戦闘になれば戦闘の音楽、戦いに敗れて全滅すれば教会の音楽(あるいはリセットしてオープニングテーマ……)。半ば強制的に何度も耳にする音楽を、イヤになるのではなく、それどころか好きになってしまう。「ドラクエ」の音楽の非凡さはそこにあると思います。
 当時のハードウェアの限界にもかかわらず、「ドラクエ」の音楽にはオーケストラを想起させるような豊かさがありました。音はピコピコ音で、絵は粗いドット絵のファミコン時代にも、プレイヤーたちは壮麗なサウンドと雄大な光景を想像しながら、空想の世界を旅していたのです。
 「ドラクエ」シリーズのプレイヤーにとって、今日の音楽はどれも懐かしさで胸がいっぱいになる曲だったのではないでしょうか。「ドラクエⅢ」の「戦闘のテーマ」を耳にしただけで、両手でコントローラーを手にする感触がよみがえってきます。「アレフガルドにて」は泣けます。
 「ドラクエⅤ」の「結婚ワルツ」でプレイ画面が出てきましたけど、主人公の「だいめい」は花嫁に幼馴染のビアンカを選んでいましたね。ビアンカ派とフローラ派の熱い激論が懐かしい!

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コメント

今日のこちらのコーナー飯尾様のドラクエ愛に溢れていましたね。私もビアンカ派です。(もちろんフローラも試してみました)音の限界は「ファイナルファンタジー」の音楽会でも話されていた記憶があります。ゲーム内容もさることながら音楽も素晴らしい冒険の数々でした。徹夜して夢中になったものです。ファミコン時代のピコピコ音 涙が出ました…復活の呪文を書き写したノート(最低3パターンは写しました)… 再起動で電源を入れた時にデータ消去を知らせる悪魔?の音…色々思い出されました。様々な場面での音楽に興奮させられたものです。クリア後のエンディングも映画のように素晴らしいものでした。 「組曲ドラゴンクエスト」のCDは何枚か持っております。ソロバイオリンも素晴らしかったです♪素敵な企画ありがとうございました。

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