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2026年7月11日文月の弐

千葉・長生郡睦沢町
~風そよぐ 房総の古民家カフェ~

次回の舞台は千葉県長生郡睦沢町。海と山、両方が楽しめる房総の美しき里で古民家カフェを開いた坂元貴子さん(56歳)と夫の厳夫さん(58歳)が主人公です。
貴子さんは大分県出身。都内の病院で看護師として働き、22歳の時、警視庁に勤めていた厳夫さんと結婚します。2人の娘が生まれると子育てを頑張り、家族のお弁当作りにも力を入れました。50代を迎え看護師を退職。その後、好きな料理により熱中し、スイーツを友人に振舞うと大評判に。マルシェなどにも出店するようになり、新たな夢ができました。一方の厳夫さんも50代での早期退職を考え、「海が見える古民家などで暮らしてみたい」と夢を抱き始めます。夫婦2人の夢が重なり、「古民家を借りてカフェを開こう!」と九十九里方面で古民家を探し始めました。その後、睦沢町の景色に惚れ込み、理想の物件にも巡り合ったお2人。資金不足を心配すると、「こちらでリフォームしてから貸しましょう」と大家さんから提案がありました。どんなお店にしたいか話し合いを重ねて、素敵なお店にしてくれたのは、日光東照宮の改修も手掛けた宮大工でした。ご夫婦はここに辿り着くまでに、多くの出会いに導かれてきたと言います。こうして去年4月、『ちぃととの台所』はオープンしました。
海から少し内陸に入った里に建つ、築およそ100年の古民家で「第二の人生」を楽しむ貴子さんと厳夫さん。そんなお2人を支える家族と素敵な仲間達との交流を紹介します。

貴子さんが作るのは、家族にふるまってきた家庭料理。人気のランチは、メインを2種類から選べる「ちぃととのよくばり籠ランチ」。鮭の蒸し焼きに、アツアツの里芋のグラタン。ニンジンとクランベリー、はっさくのサラダに、自家製ピクルス。スパニッシュオムレツ。そしてメインは皮をパリッと焼き上げたあとじっくりコトコト、チキンのトマト煮込みです。ご飯は胚芽米に、イチゴのパンナコッタのデザート付き! ここ来ると元気になると大好評です。

今日はご常連がいらっしゃいました。お隣に暮らす石井正一さん。ご夫婦にとっては、田舎暮らしの師匠です。ご注文は、自家製ヨーグルトケーキ。石井さんは「ご夫婦がお隣に来てくれて良かった」と、毎日のように顔を出してくれます。

お2人は、定休日にもカフェに使う食材の仕入れです。訪ねたのは、千葉市にある『しげファーム』。園主・山本茂晴さんは、100品種にも及ぶ野菜やハーブ、果樹を栽培しています。この日のお目当てはズッキーニ。花を味わうズッキーニは「天ぷらにしても美味しい」と教えていただきました。かつてレストランに勤めていたという茂晴さんは、ご夫婦にとって料理のアドバイザーでもあります。

厳夫さんの新たなチャレンジ。それはカフェ入口の扉。手を離したら自動で閉まるようにします。遊びに来た長女・春香さん、次女・佑衣さん夫婦も応援。助手は佑衣さんの夫・直人さんです。引き戸が自動で閉まるように、ワイヤーと錘を使って工夫します。沢山の出会いに導かれて辿りついた夢の舞台『ちぃととの台所』。ここでは今も、新たな出会いが生まれています。貴子さん・厳夫さん、これからも仲良く素敵な里暮らしを満喫してください。応援しています!

楽園通信

道の駅むつざわ つどいの郷

舞台紹介で紹介した睦沢町の道の駅

休業日 年末年始
※詳細はHPをご確認ください

楽園通信

ちぃととの台所

主人公の坂元さんご夫婦が営むカフェ。

営業時間 午前11時半~午後3時
※完全予約制
営業日 金・土・日曜

※詳細はSNSをご確認ください。

ちぃととのよくばり籠ランチ 2,500円
ちぃととの気まぐれランチプレート 1,800円