長崎・南島原市
~南国の春!おいしい笑顔SP~
今回は長崎県南島原市と沖縄県粟国島(あぐにじま)が舞台の1時間スペシャル。南島原市は生そうめんとパエリアのランチで人気の古民家カフェを始めた夫婦。そして、粟国島は島唯一のパン屋さんを開き、焼きたてパンを提供する女性。美味しい食べもので、みんなを笑顔にしている2組を紹介します。
長崎県南島原市編は、市役所を定年退職後、築140年の古民家を改装しカフェを始めた内田繁治さん(62歳)と妻の恵美さん(60歳)が主人公です。南島原市(旧有家町)で生まれ育った繁治さんは、東京の専門学校で学び、長崎市内の旅行会社に就職。恵美さんも南島原市出身。スペイン語を学びスペインで日系企業に就職しました。2人は同じ中学校の先輩と後輩。恵美さんが帰国後、友人の紹介で10年振りに再会し、繁治さん26歳、恵美さん24歳で結婚しました。結婚を機に繁治さんは当時の町役場に就職。恵美さんは英会話スクールや通訳の仕事をしていました。息子たちが独立するとお2人は趣味のカフェ巡りを始めるように。定年が近づき、退職後の人生を考え始めた繁治さん。地元を元気にする店を開きたいと、恵美さんと準備を始めます。そして、かつて酢の醸造蔵だった築140年の古民家を見つけて購入。2025年7月『古民家Café Ryu 龍(りゅうりゅう)』をオープンしました。
故郷・南島原市を活気づけたいとの思いで、カフェを始めたご夫婦。そんなお2人を支える家族と地域の人々、そしてカフェに集い、笑顔の花咲く交流を紹介します。
看板メニューは南島原市特産の「そうめん」ですが、ランチに使うのは乾燥前のなんと「生そうめん」!知人の製麺所から特別に分けてもらう出来立ての生麺は、出汁がよく絡み、もっちりモチモチ食感。「しらす梅そうめん」と、ふわふわのメレンゲと黄身が乗った「ふわ玉そうめん」は絶品です。そしてもう一つの看板メニューは、スペインで仕事をしていた恵美さん特製の「パエリア」。スペイン時代の友人の母に教わった作り方で本場スペインの味と好評です。
この日は、ご自宅にご家族が集まり、初孫・琉人くんの1歳の誕生日を祝いました。地域に伝わる風習で、健やかな成長を願う「餅ふみ」と、子どもの才能や将来の職業を占う「選び取り」も伝統的な習わしです。長男・健人さんと次男・魁人さんは、ご両親を「応援したい」と、仕事が休みの日にはお店を手伝います。生き生きとした恵美さんの笑顔が繋がって、家族みんなが笑顔になっています。

古民家Café Ryu 龍
内田さんご夫婦が営むお店です。
繁治さんが作る「生そうめん」と恵美さん特製の「パエリア」が人気です。カフェタイムには、「ダッチベイビー」や「サイフォンコーヒー」も楽しめます。詳しくはSNSをご確認ください。
営業時間:午前11時30分~午後5時30分
※ランチのラストオーダー 午後1時30分
カフェのラストオーダー 午後5時
定休日:月・火曜
沖縄・粟国島
~南国の春!おいしい笑顔SP~
沖縄県粟国島編は、埼玉県から移住しベーカリーカフェとゲストハウスを始めた宮本真理さん(49歳)が主人公です。東京都生まれ埼玉県育ちの真理さん。予備校教務や医療事務の仕事をしていました。真理さんは自称「島マニア」。大学時代、写真部で行った三宅島に衝撃を受けたのがキッカケでした。やがて島に憧れ日本中の島を巡るように。中でも沖縄に魅せられ、離島を全て回ったと言います。2013年、昔の風景や暮らしが残る粟国島を訪れ、ひと目惚れ。2016年に地域おこし協力隊員として島で暮らし始め、3年間、特産品開発や島のPR活動に励みました。協力隊員の任期が迫る頃、試験的に粟国島の小麦と塩を使い、ホームベーカリーで食パンを焼いて直売所で週イチの販売を始めると…直ぐに売り切れるほど大評判に。その理由は、島にパン屋さんが1軒もなく、島民は焼きたてのパンを食べたがっていたからなんです。「お世話になった島民に恩返しをしたい!」そう考えた真理さんは「このまま島に残りパン屋を始めよう」と決意。そして、2019年『Bakery cafe AGUNI_FAN(アグニファン)』をオープンしました。さらに島を盛り上げたいと2023年、空き家を改装し『Guest house AGUNI_FAN』も開業しました。パン屋の営業は土曜と日曜。島特産の「粟國の塩」を使った多彩なラインナップのパンが並びます。店内にはカフェスペースもあり、子どもから大人まで集う島民の憩いの場になっています。
島への憧れを叶えて移住し、パン屋とゲストハウスを始めた真理さん。そんな粟国島での暮らしぶりと、応援する地域の方々との心温まる交流を紹介します。
粟国島に初めて出来た焼きたてパンの店『Bakery Cafe AGUNI_FAN』。島の人たちからは「マーリー」と呼ばれています。ベーコンを包み込んだ「ベーコンエピ」や「クリームパン」、春限定の「桜あんぱん」が人気です。「まさかパン屋が出来ると思ってなかったからありがたい」と、地元の方も喜んでくれています。学校の依頼でパン作りの体験指導もしている真理さん。地元の小中学生が部活動の結果を報告に来てくれたり、頼りになるお姉さんのような存在なんです。
粟国島に移住した最初の3年間は地域おこし協力隊として働いていた真理さん。楽しみの1つが、当時からお世話になっている島の仲間たちとの飲み会です。実は真理さん、任期を終えても島に残った最初の協力隊員なんです。現役の協力隊員が企画したイベントに、少しでも顔を出して応援したりと、しっかりとバトンを渡すことも今の目標です。

Bakery Cafe AGUNI_FAN
真理さんが営む島唯一のベーカリーカフェ。
週末、土・日曜の営業です。店内でカフェも楽しめます。
詳細はSNSをご確認ください。
営業時間:正午~午後1時30分
午後3時~午後6時
定休日:月~金(臨時休業あり)

Guest house AGUNI_FAN
真理さんが営む一棟貸しゲストハウスです。
予約方法や詳細はSNSをご確認ください。



