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2025年11月1日霜月の壱

山口・周防大島町
~瀬戸内の花咲く庭園カフェ~

今回の舞台は、山口・周防大島町。終の棲家を夫婦で作りあげようと、瀬戸内の島に移住しガーデンカフェを開いた吉田憲治さん(72歳)と妻の美保さん(67歳)が主人公です。
広島市の出身の憲治さん。一級建築士となり山口市で暮らしていました。60代になり、美保さんと終の棲家について話し合ったことから移住を決意。2人は「温暖な土地でカフェを営む」ことを計画しました。その後、周防大島町の土地を購入し、広々とした庭と自宅の設計を始めました。「できることは自分たちでやろう!」と2人は山口市の自宅から往復5時間かけて島に通い、森を開墾。店舗となる建物や庭作りを始めました。そんな頃、憲治さんに大腸がんと心臓疾患が見つかります。「夫婦二人のどちらかがいなかったら店は成り立たない」と、強く思った憲治さん。手術を経て1年で復帰。2020年には夫婦で完全移住を果たし、『ガーデンカフェ リバージュ』をオープンしました。 
『ガーデンカフェ リバージュ』のオススメは1週間かけて仕込んだ手作りベーコンのサンドイッチ「ベーコンカスクート」。また、地元のブランド牛をレアステーキにした「ランチの玉手箱・レアステーキ」は憲治さんの自慢のメニューです。客席はすべて、美しい花と、海の絶景に囲まれた憩いの場となっています。
夫婦2人で移り住んだ瀬戸内の島。ここでの様々な出会いを大切にしながら暮す憲治さんと美保さん、そしてお2人を支える素敵な仲間たちとの交流を紹介します。

憲治さんの自慢のメニューは、1週間かけて仕込んだ手作りベーコンのサンドイッチ「ベーコンカスクート」。お客さんからは「すごく柔らかい、美味しい」と評判です。そして、地元のブランド牛をレアステーキにした「ランチの玉手箱・レアステーキ」も、香りの良さが好評。客席はすべて、季節の花が咲くお庭の中に点在しており、みんなの憩いの場となっています。

この日、美保さんが作り始めたのは、お豆腐を使ったケーキ「ブラウニー」。ヘルシーで甘さ控えめのしっとりした食感が人気です。そして、常連さんに連れられやって来たのはアヒルと合鴨のコンビ。景色がいい庭によく遊びに来てくれるそう。島のガーデンカフェでは、いろんな出会いが生まれています。

ご夫婦は『野の畑 みやた農園』の宮田喜美子さんを訪ねました。トマトやキュウリ、バジルを収穫させていただきます。お2人はサラダがワンラックアップすると嬉しそうです。移住の先輩である宮田さんは「仲間が増えた気持ちで嬉しい」とお2人を歓迎してくれています。人と人との出会いを育む周防大島、良いところです。

この日、『リバージュ』にやってきたのは前さんご夫婦。今日は、草木の手入れをしてくれます。さらにガーデン整備の年間スケジュールも作ってくれました。素敵な仲間たちに囲まれているお2人は「島でできた交流は、自分たちの宝」と言います。これからも日々の出会いを大切に、島暮らしを楽しんでください! 応援しています。

楽園通信

ガーデンカフェ リバージュ

吉田憲治さん、美保さんご夫婦が営む庭園カフェ。
予約の上、お越しください。
また、駐車場にキャンピングカーをとめて一泊することも可能です。
夕食のご用意もできます。
詳しくはホームページからお問い合わせください。

電話番号 0820-80-4155
営業時間 午前11時〜午後5時
営業日 土・日・月曜・祝祭日

ランチの玉手箱(ドリンク付き) 2,000円~
自家製スモークベーコンのカスクート 800円

車中泊 1泊1台につき 2,500円~