和歌山・印南町
~今が幸せ 絶景のカフェ~

舞台は和歌山県印南町。大阪から移住し、海の見える場所にカフェを開いた小鮒紀代美さん(55歳)が主人公。
和歌山県田辺市に生まれた紀代美さん。高校生の時、手にとった雑誌がきっかけでブリティッシュロックと出会いました。就職後には友人が営むライブバーに通うように。そこで知り合ったのが、英語講師としてスコットランドから来日していたテレサさんでした。そんなテレサさんに誘われ、25歳の時、スコットランド・エジンバラに1年間の語学留学へ。2人で部屋をシェアし、かけがえのない時間を過ごしました。その頃よく通ったのが現地にあるカフェ。窓際の席で景色を眺めながら、こんなお店を開く夢を抱きます。しかし帰国後は日々の生活に追われ、エジンバラで生まれた夢も胸の奥にしまい込んだと言います。その後、東京、大阪と拠点を変えながら、営業職などの仕事を経験。やがて50代を目前にし、かつての夢をもう一度思い起こしました。そして、偶然テレビで紹介されていた印南町の海辺の家に心を奪われ、現地へ。窓から見える眺めに魅了され“ここでカフェを開こう”と決意。仕事を退職し、大阪から移住。眺めのいいテラス席を設置して、2019年12月『Nico Cafe(ニコ・カフェ)』をオープンしました。
かつて訪れた異国のカフェに憧れ、夢を実現させた紀代美さんと、応援する家族、地域の人たちとの交流を紹介します。



『Nico Cafe』で人気のスコーンは、思い出の地スコットランド発祥。紀代美さんは、自分なりにアレンジしたものを作っています。お客様からは「しっとりしていて美味しい」と評判です。



最近の紀代美さんは、新作のスコーンに「何を入れて作るか」を考えることが毎日の楽しみのひとつ。今回は地元のトマトを使ったドライトマトのスコーンにチャレンジしました。



カフェを開くきっかけを作ってくれた友人・テレサさんにテレビ通話で、カフェのお披露目をしました。カフェを開くきっかけを作ってくれた古い友人から、温かい応援の言葉をもらい、とても感激した紀代美さんです。



この日スコーンとコーヒーを持って向かったのは、地域の皆さんが集まる通称「年金広場」。今後はこういった出張カフェを定期的に開きたいという新たな夢を持っています。




天然地魚 紀州うつぼ料理専門 今又旅館
うつぼ唐揚げは全国発送も行っています
詳細はHPをご確認ください
チェックイン:午後4時~
チェックアウト:~午前10時
定休日:不定休
宿泊料:5,500円/泊(食事代別)




Nico Cafe
小鮒紀代美さんの営むカフェです
スコーンはネット販売も行っております
詳細はSNSをご確認ください
営業時間:水~土曜 午前8時~午後6時
日曜 午前8時~午後4時
※ラストオーダーはそれぞれ30分前
定休日:月・火曜