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2023年3月25日弥生の四

鹿児島県・徳之島
~春を満喫 美しき島暮らしSP~

鹿児島県徳之島に移住した2組のご家族。1組目の主人公は、徳之島町で『手々(てて)地区ふるさと留学センター』を運営する、川口明さん(46歳)と裕美子さん(39歳)のご夫婦です。熊本県で介護の仕事をしていた明さんは、裕美子さんと結婚、4人の子供が生まれました。アウトドアが好きだったこともあり“子どもたちを自然の中でのびのび育てたい”という思いから、徳之島町の手々地区に家族で移住。地域おこし協力隊に参加したことがきっかけで、地域コミュニティと学校の活性化を目指して、島外の留学生を受け入れるようになりました。

明さんは島の自然ガイドも行っています。小学生の課外授業や、希少動物の観察ツアーなどを通じて、島生まれの人が“当たり前”だと感じている徳之島の自然の素晴らしさを伝えています。

子供たちは休日に新聞配達を手伝っています。地域の方々との触れ合いも日々の楽しみの1つになっています。


2組目の主人公は、天城町の当部(とうべ)地区に家族で移住した太田はるかさん(48歳)と照久さん(48歳)のご夫婦です。国立大学出身のはるかさんは、幼い頃から“頑張る事”が当たり前。いい大学、いい会社を目指して生きてきました。大手企業に就職し、学生時代に知り合った照久さんと結婚。愛知県の都会で暮らしながら仕事と子育てに追われる中、“頑張る”気持ちは、そのまま子どもたちに寄せる期待へと繋がっていきました。しかし長男が突然、登校拒否に。家族みんなが悩み苦しんだ末に出した答えは、夫婦ともに仕事を辞め、穏やかな南の島へ移住することでした。家族で島に渡ると、畑を借りて新規就農。ヤギや鶏を飼う暮らしは、以前では想像もできない穏やかなものでした。やがて長男も少しずつ、学校に通えるように。はるかさん自身の生き方にも大きな変化が生まれました。

休日は家族で山を下り、海岸へ。のんびりと、釣りや昼食などを楽しみます。悠さんのお気に入りは、ここでの読書。家族みんなの憩いの場です。

はるかさんが当部地区の区長さんから教えてもらった言葉は「てげてげ」。「なんとなく、適当なところでいいよ」という意味です。今、はるかさんは肩の力を抜き、新たな暮らしを「てげてげ」に楽しんでいます。

楽園通信

徳之島・島留学

徳之島には3つの町があります。
島への留学については各町の教育委員会にお問い合わせください。

徳之島町教育委員会学校教育課
※詳しくは徳之島町役場のホームページをご覧ください。
天城町教育委員会総務課
電話:0997-85-5226
伊仙町教育委員会総務課
電話:0997-86-4651

徳之島遊学PROJECT

“真剣に遊び!楽しく学ぶ!!”をテーマに
環境学習イベントやアウトドアツアーを行っています。
詳しくはホームページをご確認ください。

電話:090-4486-2469

南国徳之島かえる農園

太田さん夫婦が営む農園です。
当部地区の無人販売所で購入できます。
またネット販売している「かえる便」は、お2人の野菜と地元農家さんが育てた“島のいいもの”の詰め合わせです。数に限りがあります。
詳しくはホームページをご確認ください。

電話:090-1561-7140
お問い合わせ時間:午前10時~午後4時